スゴ技!! “ホットおっぱい体操”で冷え改善!

2017.1.6
血流が滞り冷えがちな胸には、“ホットおっぱい体操”がいいらしい。
ホットおっぱい体操
“ホットおっぱい体操”ウォーミングアップ中。

スマホ? 読書? それともムダ毛の処理? 入浴中の過ごし方は人それぞれ。でも、せっかくなら湯船の中でも体にいいことがしたいもの。おすすめは“ホットおっぱい体操”なるもの。

「女性の乳房にはリンパが多くあるため、老廃物がたまりやすくなっています。老廃物がたまると血液循環が悪くなり、結果的に全身の冷えにもつながるのです。不要な老廃物を流し、循環を良くしてバスト全体に栄養を行き渡らせるためにも、おっぱいは“揺らす”ことが大事。そこで考案したのがおっぱい体操です」(ウェルネスライフ研究所・神藤多喜子さん)

神藤さんによると、湯船の中で行うとより効果的だそう。

「温熱作用によって体もほぐれるうえ、浮力があるのでおっぱいも簡単に揺らせます。2週間ほど続ければ、冷えの改善はもちろん、バストアップも叶いますよ」

そんな“ホットおっぱい体操”のやり方とは?

  1. まずは湯船でウォーミングアップ。
  2. 湯船に肩まで浸かり、両手の甲を胸の高さで合わせる。そのまま、胸の間をさするようにゆっくり上方向に動かす。胸骨を開くイメージで、呼吸を整えながら10回ほど繰り返す。

  3. ゆっくり深呼吸を3回。
  4. 軽く胸を張り、4秒息を吸ってから→4秒息を止める→そのまま8秒かけて吐く、を3セット繰り返す。深く息を吸うことで自律神経の副交感神経が優位になり、気持ちもリラックスしてくる。

    ホットおっぱい体操
    “ホットおっぱい体操”で深呼吸中。
  5. “おっぱいはずし”を10回×3セット。
  6. 片手を熊手のように広げ、おっぱいを脇から中央へ向けて10回寄せ集める。指の腹を使い、大胸筋に張りついたおっぱいを“外す”イメージで。胸の斜め下、下からも同様に行う。

    ホットおっぱい体操
    “おっぱいはずし”はこのように。
  7. “おっぱいゆらし”を30秒。
  8. 左のおっぱいを両手で斜めに持ち上げ、鎖骨の中心に向かって、斜め上に弾ませるように揺らす。1秒間に2~3回のリズムで揺らすと◎。左右を入れ替え、反対側のおっぱいも同様に3→4を行う。

    ホットおっぱい体操
    “おっぱいゆらし”中。
  9. “両手おっぱいゆらし”を30秒。
  10. 両手でおっぱいを中央に寄せるように持ち上げ、上方向に揺らす。こちらも1秒間に2~3回のリズムで。お湯の浮力を活かし、鎖骨まで引き上げるようなイメージで小刻みに揺らす。

    ホットおっぱい体操
    “両手おっぱいゆらし”を。
  11. 肩を回してフィニッシュ。
  12. 最後に、軽く肩を回して終了。おっぱいがほぐれていれば、肩も回しやすくなっているはず。たった5分で全身の血の巡りも改善され、末端までポカポカに温まる!

    ホットおっぱい体操
    最後に肩を回しましょう。
神藤多喜子さん ウェルネスライフ研究所主宰。『「きれい」を育てる女性ホルモン整えレッスン」』(池田書店)などの著書があり、“おっぱい体操”の研究指導を行う。

※『anan』2017年1月11日号より。イラスト・別府真衣 取材、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)