ガイアが俺にもっと輝けと囁いている…『メンズナックル』名作キャッチフレーズ6選

2022.10.4
今年7月25日、雑誌『メンズナックル』が休刊した。2004年に誕生し、“お兄系”と呼ばれるスタイルを確立。さまざまな企画の中で特に大きな注目を集めたのが、ストリートスナップだ。写真に添えられた大胆でキレのあるキャッチフレーズが多くの人の心を鷲掴み、時を超え、ネットなどで繰り返し話題となっている。そんな珠玉の名作をプレイバック!

至極の名言を振り返る。『メンズナックル』スナップキャッチ集

誰にも予想できない男になれと織田信長は語った

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愛され童子まさやさん
突然の織田信長の登場に誰もが意表を突かれ、心奪われる。本当に言ったのか、そもそもなぜ信長だったのか、考えれば考えるほど答えは迷宮の彼方へ。「誰にも予想できない男になれ」とは、短いライダースと長いタンクトップの個性あふれるサイジングに対してか。

大胆と書いてヨーロピアンと読むのがスタンダード

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えーきちファイナルさん
ボタンを外しワイルドに着こなした赤いポロシャツに重ねたのは、まさかのジレ。その原型が登場したのが15世紀のヨーロッパであることも含めてなのか、新しいスタンダードがここに誕生した。流行やルールはストリートから生まれるということを教えてくれる。

俺はもう既に本物のヒョウなのかもしれない

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ハリ美Jyunさん
“いや、そんなことはないです、人間です”などとツッコむのは野暮というもの。ブラックをベースとした洋服に、ヒョウ柄のアウターとバッグをチョイス。その心意気たるや、もはや本物のヒョウよりも猛々しい。こだわりを感じる名前も気になるところ。

ガイアが俺にもっと輝けと囁いている

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ひろさん
『メンズナックル』のスナップキャッチフレーズの魅力を、多くの人に知らしめることになった、随一の名作。ガイアとはギリシャ神話に登場する大地の女神のことで、そんな尊い存在に囁かれてしまうほどストリートで輝き、目立つ存在だったことが容易に想像できる。

千の言葉より残酷な俺という説得力

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ナクモンのHAZIMEちゃんよさん
ベストにレザー、ユーズドデニムにファーとチェーンをつけているカスタム派。理想とするファッションを妥協することなく追い求めることで生まれた存在感と説得力を前に、千の言葉もまるで無力。この貫禄がありながら、撮影時はなんと22歳というから驚きです。

俺の行き先? あの太陽にでも聞いてくれ

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サイバー田中さん
ミリタリーの要素を落とし込んだラフなスタイリングとサングラス、そして前に進まんとしているかのようなポージングという最高のケミストリーが生み出した、ユートピアを求めて荒野を行く旅人感。そんな彼を導いてくれるのは、空で燦然と輝く太陽に他ならない。

※『anan』2022年10月5日号より。イラスト・山中玲奈 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)