角 佑宇子

いずれ結婚しよう…男の本音!「言うだけで実行しない」理由とは #97

2019.1.13
交際が順調に続いているアラサーカップルなら、次に考えるのがやっぱり “結婚”。最近のカップルの間では、お互いの意思を確認し合うことを目的とした ”プレ婚約” があるそう。でも、プレ婚約は正式な婚約と具体的にどのような違いがあるのでしょうか? プレでも婚約の意思があれば安心できるもの? そこで今回はプレ婚約をした男性、プレ婚約を受けた女性にお話を伺ってみました。

プレ婚約って?

プレ婚約1

【リアルな夫婦生活】vol. 97

そもそも「プレ婚約」って何? ってお話ですよね。プレ婚約とは、お互い結婚の意志があることはわかっているけれど正式なプロポーズはこれから……という恋人以上、婚約者未満の間柄。将来的に結婚するだろうからと家族に紹介しあったり同棲を始めたり、「目標金額がたまったら結婚しようね」という口約束をしている状態のことを指すもよう。

恋人から一歩大きな前進があるので、最初のうちはプレ婚約期を嬉しく感じるのですが、問題はその後です。プレ婚約期間が長すぎて、待てど暮らせど本番のプロポーズを彼が一向にする気配がないこともあるのだとか。このプレ婚約に関しては男女間での大きな考え方の差がありそうですね。そこでプレ婚約に関する男性の意見を聞いたので紹介します。

3年後を意識して、プレ婚約。

プレ婚約2

「お互いに夫婦としてもやっていけそうだなと思える相手だと感じた場合に、プレ婚約として将来的な話をすることがあります。でも、あくまでプレという自覚はある。なんていうかいろいろと準備が整ったら、プロポーズをしようという考えですよ。

例えば、『お金がたまったら』『今より昇進したら』ってのが男にとって大きなターニングポイントかもしれない。結婚が嫌というわけではなく、今はまだその段階じゃないと思うとなかなか踏み切れないんですよ。だから、大体数年後を目安に……みたいな感じ。もちろん、いずれは結婚する気はあります」( スポーツメーカー / 28歳)

正式な婚約をするとだいたい1年後あたりを目安に結婚するというイメージがあるので、すぐに結婚の約束はできないけれど3年以内には彼女と結婚していたいなぁという考えがプレ婚約をする大きな理由となっているのですね。

プレ婚約って、結局いつ結婚すんの?

プレ婚約3

さて、では対する女性の意見としてはどうなのでしょうか。1年前にプレ婚約をされた女性に意見を聞いてみました。するとこんな意見が返ってきました。

「最初はやっぱり嬉しかったです。あぁ、この人は私との結婚を真剣に考えてくれてるって。『結婚資金がたまったらしよう』って……。でも、彼一向にお金たまらないんですよね。私はそれ以降毎月3万は貯金してるし、節約して月に残ったぶんも貯金に回してる。でも、彼はやれゲームを買った、やれこの服欲しいといつもと変わらず散財。で、結局いつ結婚すんの? って。もうずっとモヤモヤですよ」(医療事務 / 30歳)

確かにこれは嫌ですよね。いくら彼が意思表示をしても、具体的な目標とそれに伴う行動が見えないと結局は口約束かとガッカリしてしまいます。たとえ指輪をもらっても、それは婚約指輪なの?  プレ婚約指輪なの?  はっきりわからなければ、プレ婚約がその場しのぎの約束になってしまっている感覚は否めません。

プレ婚約を確実に次に繋げるには?

聞くところによると、男性は気持ちの高ぶりや勢いを重視して「プレ婚約しよう!  これで彼女もきっと安心だ!」と思っている傾向があります。が、その実あまり具体的な計画は立てていない場合があることを想定しておきましょう。

個人的にはプレ婚約の最大期間も1年ぐらいが妥当なのかなと思います。1年経った前後か、半年後くらい早いと嬉しいですよね。ご自身の中で待てる期間を設け、そのリミットをすぎたあたりで「いつ結婚しようか?」「来週、結婚スケジュールを親に報告しに行こう」と具体的な一歩を切り出して見てはどうでしょうか。結婚の意思があるのはわかっているので、こちら主体で動けばあっさり「わかった」と言ってくれる可能性もありそう。