“ハレの日”はなぜ大事?「大変化の年」2018に向け知っておきたいこと

2018.10.10
古来、日本人が大切にしてきたお祭りや年中行事。これらは“ハレの日”と呼ばれ、特別な力を秘めた吉日とされます。ハレの日を味方につける鍵は、ズバリ、その過ごし方。それぞれに合った開運アクションで、幸運体質を手に入れましょう。
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全国1000万人の開運ファンのみなさんこんにちは、オペラ沢かおりです。‘18年もいよいよ残すところ3か月を切りましたが、調子はいかがですか? 「ストレスで身も心も重い」「やることなすこと失敗ばかり」「いっそ涅槃世界で寝ていたい」など、苦虫をギュッと噛みつぶしている方も少なくないのではと拝察いたします。

2019年は“大変化”の年。運がないと波に乗れない。

実は2018年は「今までの答えが出る年」でした。この実りの秋に「ツイてない」「頑張りが報われない」というなら、運がない証拠。甘い気持ちでこのままいくと、終着駅は落ち葉の舞い散る停車場です。きたる‘19年は「大変化の年」。5月から新元号に切り替わるのをはじめ、消費税の引き上げ予定や翌年の東京オリンピックへのカウントダウンなど、節目となる出来事が目白押し。私たちの生活にもさまざまな変化の波が押し寄せることでしょう。

古来伝わる“行事”を楽しめば誰でも運がつく。

変化の波にうまく乗れるか否かは、今後3か月の過ごし方、つまり10月~12月の開運行動にかかっています。「開運行動」といっても、別に護摩を焚いたり山にこもったり滝に打たれる必要はありません。壷とかもいりません。ここで紹介するやり方はとても簡単、「ハレの日」つまり年中行事の日に行事を楽しむだけ。誰でもできます。

年中行事とは古来伝わるイベントのことで、宮中や貴族、武家社会で毎年行われてきたもの、仏教から派生したもの、民衆の間で広まったものなどさまざまな由来があります。いずれにしても日本の季節感や文化を背景にした縁起のいい晴れがましい行事の日ということで、ハレ(=非日常)の日と呼びます。

ハレの日の行事で心身を祓い清め、運の強い女に。

ちなみに日常は「ケの日」。来る日も来る日もケの日が続いたら私たちは飽き飽きし、しまいには「ケケケケケ」と薄笑いする脱力系の妖怪になってしまうかもしれません。それを防ぐためにも昔の人は365日のところどころにハレの日を設け、メリハリをつけたのです。

また病気などの不幸によってケ(日常生活)を営むことに支障が出てしまうことを「ケガレ(=気枯れ)」といいますが、「ハレにはケガレを祓い清めるパワーがある」と古来考えられています。だから「ツイてない」「運がない」というなら、あなたもハレの日に行事を楽しみましょう。心と体に染みついたケガレが落ちてすっきりするのはもちろん、古来続く日本の壮大なバイオリズムに乗っかることで弱った運が補われ、強運な女に生まれ変わることができます。

オペラ沢かおり 開運学研究家。女性誌などを中心に活躍中。幼少期から占いに興味を持ち、洋の東西を問わずさまざまな開運学に親しむ。ブログ「PINKIE’S EYE」で九星別運気などを発信。

※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・死後くん

(by anan編集部)


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