角 佑宇子

コロナ離婚防止対策にも!…GW中にスッキリさせたい衣服の仕分けテク

2020.4.30
夫婦関係が試されるこの非常事態で、避けたいのが“コロナ離婚”。良好な関係を維持するためには、いかに在宅時間を快適に過ごせるかがカギです。そこで、対策の1つとしてぜひオススメしたいのがお部屋の整理整頓。室内がスッキリすればそれだけ心の余裕も生まれるというものです。まずは手始めに、お洋服の整理整頓から始めてみませんか?

理想のクローゼットを実現させる

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まずは整理整頓に対するご自分の考え方を変化させてみましょう。お洋服の整理整頓はやらなければいけないもの……と思うと非常に面倒でつまらないものになります。しかし、「クローゼットを自分の理想の空間にする」という前向きに捉えることで自然と整理整頓に対する意欲が湧くようになるのです。

クローゼットの扉をパッと開けた時に惚れ惚れするような空間を想像してみてください。どのような空間であれば気持ちが高まりますか? モノトーンで統一された洗練さのあるクローゼットでしょうか? それとも木製の棚で整えらえたナチュラルなもの?

クローゼットの完成図がイメージできれば、自然とそこに向かってどのように整理をすれば良いのか明確になり、具体的なアクションを起こせるようになります。

作りたいクローゼットのイメージが沸かない場合は、SNSを活用してみるのも良いですよ。例えば、インスタグラム。「クローゼット収納」でタグ検索をすれば、おしゃれな収納事例を見つけることができます。その中からお好きなクローゼットのイメージに近いものを参考にしてみてくださいね。

スタメン服を見抜くには「仕分けの質問」を

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理想的なクローゼットを実現すべく、次にすることは洋服の仕分けです。これがなかなか骨のいる作業なのですよね。しかも、つい感情が優先してまうので本来なら捨てるべき服を残してしまいがち。

では、捨てるべき服とはどういうものでしょう。そして、残しても良い服とは? 私は普段、仕分けたい洋服に対し1着ずつ以下のような質問を自分に対して投げかけています。

仕分けの質問リスト

・その服はジャストサイズ?
・ちょっと無理をしてでも着たいと思える?
・その服は着回し力は高い?
・絶対にないと困る服?
・その服じゃないといけない理由は?

仕分けのポイントは、「無理をしないと着られない服」かどうか。そして「無理をしてでも着たいと思えるか」どうかです。分かりやすいのはサイズですね。無理をしないと着られない=ストレスになっている服です。でも、無理をしてでも着たい! と思える服は、あなたにとってまだ価値のある服なのでスタメン入りでOKです。

あとは、量販店にありそうな定番型の服は生地がくたびれた段階で買い替えを。デザイナーによる一点ものの服はそうそう代替できるものではないので、ご自身が置いておきたいと思うかどうかを重視すると良いでしょう。

このように1着、1着の洋服に対して質問を投げかけ、それに対する自分の答えを明確にしていくと後悔のない仕分け方ができるようになります。

ちょっとずつ整理が成功のカギ!

最後にもっとも大切なこと。それは一気に整理をしようと意気込みすぎないことです。というのも、洋服の整理って頭と体を思い切り使う作業なので本当に疲れます。量が多ければ多いほどしんどいですよね。それを1日で終わらせようと思うほどに、その1日を先延ばしにしやすくなります。

手持ち服の点数が多い方はとくに、中長期スパンでお洋服の整理を行ってみてくださいね。何よりも楽しむ気持ちをお忘れなく!