広報 橋本 美佐

【清楚&華やかさも♪】肌を柔らかく包み込む、オーガニックコットンの魅力

2016.3.9
みなさんは、オーガニックコットンに触れたことはありますか? どんなイメージをお持ちですか? 今回は「肌触りが良いけど地味な感じ」と思われがちのオーガニックコットンの魅力をご紹介します。

オーガニックコットンは肌にやさしい?

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【オーガニック美人塾】vol.10

肌が敏感に傾いているときに、服の繊維がチクチク感じることはありませんか? 私自身も花粉症のシーズンや生理の時などは、ナイロンやポリエステル、レーヨンといった化学繊維に肌が反応しやすくなります。でも、有機栽培の綿で、化学的な塗料や染料などを使わずに作られたオーガニックコットンは、肌が刺激に敏感なときも、安心して着られるのが嬉しいところ。

さらに、天然繊維は繊維の自然な空洞が保たれていて、適度に水分を含んでいるので、バチバチッとする嫌な静電気の発生がほとんどなく、ホコリも引き寄せにくくなります。また、化学物質のストレスを受けずに栽培されたオーガニックコットンは、やわらかい風合いが特徴。洗えば更にいっそうやわらかくなり、包み込んでくれるような肌触りで、心地よくリラックスして使っていけます。

普通のコットンとの違いって?

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オーガニックコットンは、オーガニック農産物等の生産方法についての基準に従って作られたもの。2 ~ 3 年以上のオーガニック農産物等の生産の実践を経て、認証機関に認められた農地で、栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花を指します。

オーガニックコットンと普通のコットンとで、大きく違うのは、環境への影響の点。 土や水、空気を汚染し、数多くの生物に対して多大な害を及すと言われている化学肥料、土壌調整剤、枯れ葉剤、その他の化学物質が、使用されていないのです。

実は綿花を栽培・製品化するまでに、想像をはるかに超える量の農薬が使われます。 農薬を使用すると、化学物質が土を汚染するだけでなく、土に染み込み、その土に住んでいた微生物にまで被害を及ぼします。でも、オーガニックコットンの栽培量が増えて、有機栽培の農地が増えると、水質が守られ、土壌が活性化され豊かになるのです。

セミオーダーでドレスを作ってみた!

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色も生成りやブラウンなどで、どうしても地味なデザインの物が多いと思われがちですが、今回、お出かけやパーティーにも着ていける、ファッション性の高いオーガニックコットンドレスをセミオーダーしてみました。

“人と環境に優しい” をテーマに、機能性を持った素材と環境を意識して作られたオーガニックコットンの服。なんといっても軽い着心地。そして、サラッとした肌触りで、ストレスフリー。デザインのポイントとしては、裏地にも同色のオーガニックコットンを使用することで、肌触りが抜群に。 スカート裾部分には、コットンとコットンの間にチュールを入れているので、歩くとふんわり揺れるディテールが特徴です。ボタンも上品なパールを使用しています。オーガニックコットンを使いながらも、カジュアルに見えないよう工夫して、パーティーなどでも使用できるようなデザインに仕上がりました。

このように、人と地球に優しく、実は従来のイメージを覆すようなアイテムも可能なオーガニックコットン。あなたのワードローブに積極的に取り入れてみませんか。

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Information

撮影協力
Dress Stock(ドレスストック)

https://dressstock.jp/