料理家 SHINO

リンゴポリフェノールでぷる肌♡ スイーツみたいな『りんごきんとん』♪。

2016.12.21
連載第44回目は、前回に続いて、またもやお正月に活躍しそうなメニュー♪ 旬のリンゴとサツマイモを合わせた『りんごきんとん』。見た目がかわいくって、簡単に作れるので、栗きんとんに飽きたら、ぜひこちらを作ってみてはいかがでしょうか♡

『りんごきんとん』

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【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol.44

旬食材は、リンゴ!

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リンゴの旬は10月~12月の秋から冬にかけて。フジやツガル、ジョナゴールドなど、日本にある品種は100種前後と言われています。たくさんの品種がありますが、約5割がフジで、次いでツガル、王林となっています。味わいも肉質もさまざまなのでお気に入りを見つけるのもこの季節楽しいですね♪

「1日1個のリンゴは医者知らず」ということわざがあるほど、栄養価は優秀! リンゴポリフェノールと言われるポリフェノールが含まれ、抗酸化作用があり、老化防止が期待できます。アンチエイジング食材ですね♪ さらにこのポリフェノールは、老化防止だけでなく美肌効果もあります。シミやそばかすの原因のひとつであるメラニン色素の生成を抑え、肌を美白へと導いてくれるのです!

ほかに、女性には嬉しい便秘改善効果が。食物繊維を豊富に含んでおり、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整えてくれます。そのため、便秘にも下痢にもいいのです!ちなみに食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維というふたつの種類がありますが、りんごにはその両方が含まれていて、特に水溶性食物繊維を多く含んでいます。

ビタミンCも豊富です。リンゴのビタミンCは特に安定性が高く、熱にも強いので、栄養価が失われづらいことが知られています。美肌効果や風邪予防が期待できますね。

ぜひ『1日1個!』を取り入れて、りんごポリフェノール効果で美人力をUPさせてはいかがでしょうか!キレイになりたい女子にイチオシの食材です♡

材料はこちら!

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【材料(4~5人分)】
・リンゴ :中1個(約250g)
・きび砂糖 :大さじ3程度
・レモン汁 :大さじ1
・サツマイモ :1本(約250g)

(調味料)
・水 :50~70ml前後
・きび砂糖 :45g
・塩 :少々
・みりん :大さじ2

まず、下準備を始めます。~その1:リンゴを切ります。

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●リンゴは皮つきのまま、1㎝角に切り分ける。

下準備を始めます。~その2:サツマイモを切ります。

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●サツマイモは皮をむき、輪切りにする。

では、作りましょう! まずはリンゴを煮ます。

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●鍋にリンゴ、きび砂糖、レモン汁を入れ、ふたをして弱火で煮詰めます。

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●途中様子を見ながら、水気がなくなり透明感が出るまで煮ます。

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●水気がなくなるまでリンゴを煮たら、そのまま粗熱を取ります。

別の鍋でサツマイモを茹でます。

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●水を入れた鍋にサツマイモを加えて火にかけ、茹でます。

サツマイモは熱いうちに潰します。

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●サツマイモが茹で上がったら、熱いうちに潰します。

調味料を加え、火にかけます。

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●サツマイモを潰したら、調味料を加え、中火にかけます。

水は調整しながら加えてください。

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●よく練ってきんとんに仕上げます。

煮たリンゴを加えます。

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●きんとんに煮たリンゴを加え、リンゴがつぶれないように優しく混ぜます。

茶巾絞りにして仕上げます。

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●ラップの上にきんとんを適量乗せ、茶巾絞りにして形を作ります。

ラップを外して、お皿に盛り付けます。

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●茶巾絞りにしたラップを外し、そっとお皿に盛り付けます。

おいしさのアレンジポイント♪

リンゴはお好みの品種を使ってください。今回は酸味の強い、紅玉を合わせました。

お砂糖の量はお好みで増減させてください!

ほんの少し、シナモンを加えても美味ですよ♪

Information

料理教室『ごぼう茶.com』♪
http://goboucha.com/