地元民から絶大の信頼! 九州&沖縄の絶品“ローカル調味料”

2016.11.1
北から南まで3500km、気候 風土もとれる食材も実にさまざま。 ニッポン列島の津々浦々には、独自の食文化が育まれている。なので当然、味覚もいろいろ、調味料もいろいろ。日本各地を探してみたら、話のタネになるローカルな調味料が出るわ出るわ。 基本調味料はもちろん、ちょい足しで料理が大化けするテーブル調味料に、ちょいのせで食欲倍増なごはんの友まで都道府県民熱愛の味、九州+沖縄で県民の皆様に愛されているご当地調味料をお届けします!

漁師の奥さんが朝イチで作る、豊後佐伯のおふくろの味。大分・漁村女性グループめばるの「ごまだし」

ごまだし200g820円(税込み)。TEL:0972・33・0274
ごまだし200g820円(税込み)。TEL:0972・33・0274

エソやアジなど新鮮な魚を皮ごと焼いて身をほぐし、胡麻とすり合わせて醤油やみりんなどで味を調えたごまだしは漁師町ならではの保存食。これさえあれば茹でたうどんにのせて熱湯を注ぐだけで、おいしいごまだしうどんの出来上がり。これが漁師のおかみさんたちの手で全国へ。市場に出荷する前の鮮度抜群な魚で作るから味は折り紙つきです。200g820円(税込み)。TEL:0972・33・0274 http://www.facebook.com/gomadasi/

北海道産の新鮮素材だからこそ質量ともにさすがのひと言。福岡・島本の「めんたいマヨネーズ」

めんたいマヨネーズ 中115g各350円。TEL:092・963・3333
めんたいマヨネーズ 中115g各350円。TEL:092・963・3333

辛子明太子の命ともいえる鮮度を追求。北海道産のたらこだけを使うから、そもそものクオリティが違う。粒が際立ち、旨みも濃厚。そんな極上粒入り辛子明太子が全体の20%も入っているというから太っ腹。茹でたポテトや卵にかけるだけで立派な前菜に。トーストやサラダとの相性も◎。プレーンの他、ワサビめんたいマヨネーズ、ガーリックめんたいマヨネーズもあり。中115g各350円。TEL:092・963・3333 http://www.hakatamentai.jp

どんな肉も絶品の味にとウワサの宮崎最強調味料。宮崎・中村食肉の「マキシマム」

マキシマム 140g500円。
マキシマム 140g500円。

県民から絶大な支持を受けるミックススパイスは、霧島盆地の一画で宮崎牛や宮崎黒豚などを扱う精肉店のオリジナル。試してみると塩コショウやナツメグ、クミンにローレルなどの他に懐かしく食欲をそそる味と香り。原材料名を見て納得、醤油やカツオだしが入っているではないか! これは惹かれずにいられないはずだ。肉だけじゃなくバターライスやシンプルなパスタまでご馳走に。140g500円。TEL:0986・52・2929 http://www.292929.jp

甘い香りでピリッと辛い。南国から島の胡椒をお取り寄せ。沖縄・仲善の「ぬちまーす&フィファチ」

ぬちまーす&フィファチ
ぬちまーす&フィファチ

シナモンや八角を思わせるオリエンタルな香りとブラックペッパーを柔らかくしたような辛味があって、特に沖縄のそばには欠かせない。沖縄の海から生まれたミネラル分豊かな天然塩、ぬちまーすとのミックスで、使い勝手がさらにアップ。麺類はもちろん、チャーハンや唐揚げに、これを振るだけでもう南の島気分に浸れる。右・ぬちまーす&フィファチ22g550円、左・フィファチ粉16g550円。TEL:098・949・1188 http://www.nakazen.co.jp

※『anan』2016年11月2日号より。写真・小笠原真紀 水野昭子 文・日高むつみ

(by anan編集部)