夏にピッタリ! “みょうがのポテトサラダ”がウマすぎる♪

2016.6.25
ホームパーティで持ち寄る手料理は、おいしさはもちろん、センスやちょっとした気遣いも大切なポイント。そこで持ち寄り上手、もてなし上手の、フードブロガー・ツレヅレハナコさんと、モデル・Kanocoさんに、冷めてもおいしい十八番料理をそれぞれ一品ずつ教えてもらいました。

ツレヅレハナコさんが教えてくれたのは、“薬味たっぷりのポテトサラダ”。ポテトサラダは、みんなに愛される持ち寄りメニューの大定番。だけど、ツレヅレさんのレシピはちょっと個性的。和の薬味を効かせてひとひねり。

「普通のマヨネーズ味もいいけれど、私がよく作るのはオリーブオイルとレモン汁がベースのさっぱり系。マヨネーズはあまり使いません。味の決め手になる薬味はどっさりと入れて、シャープな感じに仕上げます」。

お酒にもよく合い、酒豪の友人にもウケがいいそう。

薬味たっぷりのポテトサラダ

薬味たっぷりのポテトサラダ。大葉とみょうがでお酒に合う一品に。
薬味たっぷりのポテトサラダ。大葉とみょうがでお酒に合う一品に。

材料(4人分)
じゃがいも…3個
大葉…10枚
みょうが…3個
オリーブオイル…大さじ1
レモン汁…大さじ2
マヨネーズ…大さじ1
こしょう…少々
塩….小さじ1/2

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき、四つ割りにして鍋に入れ、水をひたひたに加えてゆでる。火が通ったら、湯を捨てて、水分を飛ばし、粉ふきいもにする。
  2. 熱いうちにフォークでつぶし、オリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうで味をととのえる。
  3. 粗熱が取れたら、マヨネーズと刻んだ薬味を混ぜる。

続いて、Kanocoさんが教えてくれたのは、“グレープフルーツとワカメの和風サラダ”。これは、祖母から母、そしてKanocoさんへ受け継がれた夏の味。

「実家のある兵庫県の海沿いの街では、初夏頃までが生ワカメと新玉ねぎがおいしい季節。グレープフルーツを加えたサラダは、みずみずしさとフルーティな甘酸っぱさがお醤油ドレッシングと相性抜群。さっぱりとしているので食欲がないときでもモリモリ食べられます」とKanocoさん。

「陶器やガラスのお皿を冷蔵庫で冷やして盛りつければ、涼しげな見た目で夏らしさも満載」

グレープフルーツとワカメの和風サラダ

グレープフルーツとワカメの和風サラダ。夏バテでも箸が進む爽やかな一皿。
グレープフルーツとワカメの和風サラダ。夏バテでも箸が進む爽やかな一皿。

材料(2人分)
グレープフルーツ…1個
乾燥ワカメ…50g
きゅうり…1本
新玉ねぎ(または玉ねぎ)…1/2個
[ドレッシング用材料]
オリーブオイル…大さじ1
醤油…大さじ1
酢…大さじ1
塩…適量
こしょう….適量

作り方

  1. グレープフルーツは皮をむき房から実を取り出し、新玉ねぎ、きゅうりは薄切りにする。
  2. ワカメは水で戻し、お湯にくぐらせて綺麗な緑になったら冷水で色をとめる。
  3. ドレッシングはオリーブオイル1:醤油1:酢1の割合で混ぜ、塩、こしょうで味を調える。(グレープフルーツ果汁があれば少量を入れてもOK)
  4. 1、2を混ぜ合わせて皿に盛りつけ、食べる直前に3のドレッシングをかける。
つれづれ・はなこ 独自の視点による食情報をブログなどで発信。近著は『ツレヅレハナコのじぶん弁当』(小学館)。http://turehana.exblog.jp

かのこ 雑誌や広告、CMなど幅広く活躍中。オフィシャルブログのほか、料理好きが高じたごはん専用のインスタグラムアカウント(kanogohan)も人気。

※『anan』2016年6月29日号より。イラスト・Naoki Shoji 文・野尻和代

(by anan編集部)