波瑠 話題の母娘泥沼ドラマで斉藤由貴の目力におののく!?

2017.1.26
波瑠さん主演・母娘の泥沼バトルに注目が集まりそうなドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』。

2015年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でブレイクした女優の波瑠さんが、再びNHKに帰ってきた! 放送中のドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』が、早くも話題になりそうな予感。波瑠さんが演じるのは、物語の主人公であり、英語教師の早瀬美月。

波瑠
はる 1991年6月17日生まれ。東京都出身。女優デビューは2006年。これまでに、ドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)や『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)など、数多くの作品に出演。

「25歳の美月と、50歳の母・顕子。娘の受験も就職も、いつも二人三脚で頑張ってきた二人は、まるで恋人同士のように仲の良い親子でしたが、ある時、美月が一人の男性に出会ったことで関係が一変します。娘が自分から離れていくことに動揺した顕子は、自分の大切なものを奪われたくないと、次第に行動をエスカレートさせていくのですが、それが本当に常軌を逸した内容で。はじめて台本を読んだ時は、『次は何が起こるんだろう?』という、ある意味怖いもの見たさの気持ちでどんどん引き込まれている自分がいました」

脚本を担当したのは、『白い巨塔』(2003年)や『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年)など、数々のヒット作を手掛ける井上由美子さん。そして、注目の母親役を斉藤由貴さんが熱演している。

「大好きなママの知らなかった部分を知ることになり、それを真正面から受け止め続けるのは、演じていてかなり苦しいことでした。印象的だったのは第1話で美月が写真展を訪れるシーン。ガラスに映った母親の姿を見つけた時は、演技中ですが戦慄が走って…。今も顕子を演じる斉藤さんの目力が焼き付いています」

毎回繰り広げられる泥沼の親子バトルはもちろん、物語の終盤では母と娘の劇的な心の変化にも注目してもらいたい、と波瑠さん。

「なにも顕子一人が悪いわけではないし、その責任は美月自身や家族にもあったと思います。そう考えると、実は美月と顕子のような関係性に近い親子は他にもたくさんいるはずで、このドラマを見て『あれ、私たちに当てはまるかも?』と、改めて胸に手を当ててみるのもいいと思います。そして、最終的には二人が、女性として、一人の人間として、どんなふうに成長していくかにも目を向けていただければ嬉しいですね。どうか、応援するような気持ちで、最後まで見守っていてください」

波瑠
お母さん、娘をやめていいですか?・母の完璧なサポートの下で育った美月は、ある日、ハウスメーカーの松島(柳楽優弥)と出会ったことで、自分が無意識に母親の顔色を見て生きてきたことを自覚していく。金曜22:00~、NHK総合。第3話は1/27に放送。

ちなみに波瑠さんご自身はというと、休日に母娘で出掛けたり、食事に行くほど、お母さんとは仲がいいそう。親子円満の秘訣とは?

「私の場合は、自分の“ペース”と“スペース”を保つこと、ですね。美月のように一緒にいすぎると依存してしまいますし、程よい距離感があるほうが仲良くできる気がします。いずれは結婚してしまうし、『ずっと一緒にはいられない』と割り切る気持ちも、時には必要なんじゃないかと思います」

はる 1991年6月17日生まれ。東京都出身。女優デビューは2006年。これまでに、ドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)や『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)など、数多くの作品に出演。

ワンピース¥44,000(TELA/T-square Press Room TEL:03・5770・7068) ブレスレット¥35,000(carat a/ISETAN SALONE TEL:03・6434・7975)

『お母さん、娘をやめていいですか?』母の完璧なサポートの下で育った美月は、ある日、ハウスメーカーの松島(柳楽優弥)と出会ったことで、自分が無意識に母親の顔色を見て生きてきたことを自覚していく。金曜22:00~、NHK総合。第3話は1/27に放送。

※『anan』2017年2月1日号より。写真・小笠原真紀 インタビュー、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)