鳥羽周作シェフの新企画『Tabi』がスタート! 第一弾テーマは佐賀県 あの“ブラックモンブラン”をオマージュしたデザートも

2022.9.10
まるでホテルのレストランのように朝・昼・夜、いつ訪れてもそれぞれの時間帯でのスペシャリテが楽しめる――青山のレストラン『Hotel’s』は“架空のホテルのレストラン”がコンセプト。手掛けるのは、代々木上原『sio』でミシュランガイド東京の一つ星を2年連続で獲得した鳥羽周作さんです。
Tabi

そのHotel’sから、鳥羽さんらシェフたちが日本各地に“旅”に出て、旅先で得たインスピレーションを持ち帰り、新しい料理として再構築したコースを出す、レストランinレストラン『Tabi』が9月11~20日まで期間限定でオープンします。

第一弾の旅先は、佐賀県。入手したメニューを見てみると、蓮恋れんこんの無限酢漬け、竹崎蟹とパクチーのトマトソース、鶏ごぼうの炊き込みチャーハンなど、気になりすぎるメニューが並ぶなか、福岡県出身の私がどうしても見逃せなかったのが…

“デザート ブラックモンブラン×トラキチ×ミルクック”

九州出身者以外には暗号にしか見えないのではないか!? というこの文字の並び。でも九州出身者であれば、幼き頃に食べたアイスの名前だと誰もがわかる、そう、みんな大好きブラックモンブラン、トラキチ、ミルクック! これがコース料理のデザートになっているなんて気になりすぎる!

鳥羽周作シェフといえば、ミシュランシェフでありながら、自慢のレシピをYouTubeや書籍でどんどん公開していくことでも人気ですが、そのレシピはどの家にもある調味料や材料を“意外な組み合わせ”で仕立てるものも多く、びっくりのお料理が身近な食材で簡単につくれたりします。

本格フレンチのスペシャリテから、庶民の味まで、美味しいものはフラットに「美味しい!」という鳥羽シェフが生み出したこのデザート、絶対美味しいだろうなぁ…(まだ食べてないから妄想)

新企画『Tabi』の第一弾は佐賀県ですが、今後も日本のいろんな地域をまわっていくそうです。そして、インスピレーションを持ち帰ることで終わらず、触れ合った地域が持っている素晴らしい価値を大切にしながら、その地域をもっと良くするために何ができるかを考え、関わり続けることを目指すのだそうです。

あなたの出身地に鳥羽シェフが旅しに来たら、何からインスピレーションを受けてほしいですか?

【『Tabi‐佐賀‐』ディナーメニュー】

・はるかのジュース
・桐岡ナスのフリット
・海苔 牡蠣殻に乗せて
・こはだの生タルタル ドライトマトのスープ
・蓮恋れんこんの無限酢漬け
・酒粕のニョッキ
・竹崎蟹とパクチーのトマトソース
・佐賀牛ヒレの薪火焼き 個性的な付け合わせ3種
・香味干し海苔のリゾット
・鶏ごぼうの炊き込みチャーハン
・お口直し レモングラスのパンナコッタ×嬉野茶のグラニテ×太良町のクラゲ
・デザート ブラックモンブラン×トラキチ×ミルクック
・丸房露とクレメンティンジャムのプティフル
・嬉野ほうじ茶
※ペアリング付き
※詳細のメニューは当日までに変更する可能性があります。

【『Tabi‐佐賀‐』概要】

場所:「ホテルズ(Hotel’s)」
期間:2022年9月11日(日)~20日(火)
所在地:東京都港区北青山3丁目4‐3 ののあおやま 2階
営業時間:8:00~22:00 ※『Tabi』は17時~、18時~、19時~、20時~の4枠の時間で提供
金額:30,000 円(ドリンク・税・サ込)
TEL:03・6804・5699
予約:https://www.tablecheck.com/ja/shops/hotels/reserve
SNS:【Twitter】https://twitter.com/Hotels_1001 【Instagram】https://www.instagram.com/hotels_kitaaoyama/