【第1話】37歳で再スタートって、遅いですか?

2015.1.1 — Page 3/3

円安の悲劇!

ちなみにサンフランシスコはNYと並ぶほど物価が高く、とくに家賃に関しては全米イチ高いんじゃないかなと感じます。例えばサンフランシスコで部屋を借りようとしたら、ワンルームでもヘタしたら20万円はかかるそうです。OMG!

現在は朝食と夕食つきのホームステイ(個室でお風呂とトイレは共同)をしていて、その登録費が150ドル、1週間のホームステイ代が342ドル。またMUNI(地下鉄とバス)という公共交通機関の定期が月に68ドル。そこで毎日のランチ代を加えると学費を入れて、最低でも月に35万円はかかります。(円安のバカ!)さらに週末に旅行に行く…などのプランを組みたいなら、その予算をプラスする必要があります。

語学学校のメンバーのひとりも予想外の生活費の高さに恐れをなし、今話題のポートランドに移住しようかなと言っていました。だからこちらで勉強をするにはシビアな話、貯金が必要です。

ちなみに私のちょっとした贅沢は、学校から歩いて7分ぐらいのところにあるサードウェーブコーヒーショップ、SIGHT GLASSのカプチーノ。店内に集う人たちのファッションを眺めるのも楽しみのひとつです。

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でもお金のかからない楽しみ方も充実しています。図書館では無料のヨガ、映画、瞑想などのプログラムが豊富だし、サンフランシスコのメインストリート、Market Streetには無料のWifiがとんでいます。そこで、今のところ携帯電話を契約していませんがやっていけています。素敵な公園もたくさんあるので、雨季(11月〜3月)が過ぎたら、たっぷりとピクニックを楽しもうと思っています。

また、個人的な印象ですが、サンフランシスコはフレンドリーな人が多く、気軽に話しかけてくるので、街に出れば、全ての出来事が英語の勉強になります。

明日はクリスマス。友達の友達がサウサリートというサンフランシスコ郊外に住んでいて、ホームパーティをすると招いてくれました。次回にまたレポートしたいと思います。

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ピクニック

 

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PROFILE
土居彩
編集者、ライター。14年間勤務したマガジンハウスを退職し、’14年12月よりサンフランシスコに移住。趣味は、ヨガとジョギング。ラム酒をこよなく愛する。目標は幸福心理学を学んで、英語と日本語の両方で原稿が書けるようになること。