お酒は2回目デートから…! 「3回目のデート」で決着をつけられる簡単テク #174

文・おおしまりえ — 2022.6.2
デートは3回目で付き合うかどうかを決めること。よく言われる恋愛のルールですが、3回じゃ相手のことも自分の気持ちも、よくわからないこともありますよね。そんな女性に向けて、今回は1~3回それぞれのデートのときに意識しておきたいポイントをご紹介します。これを意識しておくだけで、2人の恋愛の可能性はグッとスムーズに見えてくるかもしれません。

3回目のデートで告白を…の前に確認しておきたい各デートでのチェックポイント

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【おおしまりえの恋愛道場】vol. 174


婚活や恋愛をしていると、よく「3回目のデートで告白をせよ」といったルールを見かけることがありますよね。ダラダラと相手とデートを繰り返しても、確かに恋愛に発展しないのであれば時間のムダです。でも、だからといってなぜデートは3回なのでしょう。

それは、1回目で2人の相性を確認し、2回目でさらに相手を深く知り、3回目でこの先を決める(つまり告白をするorされる)、というプロセスが最もスムーズだと思われているからです。

逆をいえば、このデートのプロセスが3回で終わらないようであれば、4回5回とデートを重ねて慎重に関係を構築するのは全然OKなのです。とはいえ、できればスムーズに相手との相性を見定めて、アリナシを自分の中でしっかり判定したいですよね。今回は付き合うまでのデートを3回と仮定したときに、それぞれ確認しておきたいチェックポイントをご紹介します。

ここを自分の中でしっかり見ておくと、その後の展開も付き合った後も関係がスムーズになりますよ。

初回デートで気にするべきは「自分の恋心」

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最初のデートで気にすること、それは相手に対して恋愛感情が湧くかどうか、自分の気持ちの確認です。当たり前な話ですが、恋愛感情の芽を感じないのであれば、何回デートしようが意味はありません。しかし、婚活中の女性の中には、意外と相手のスペックなどに流されて、気持ちが盛り上がっていないのに次の約束をしてしまう人がいます。

これでは自分の時間のムダなのはもちろん、相手に対しても失礼ですから、きちんと最初のデートで自分の気持ちに正直になるようにしましょう。

また自分の気持ちをきちんと確認するための注意点が1つあります。それは、お酒を飲んだり、相手のペースにグッとハマるようなデートは避けた方がいいということです。

意外かもしれませんが、お酒は最初のデートで避けた方がいいと筆者はいつもアドバイスします。なぜかというと、お酒が入ると自分に勢いがつき、気持ちが大きくなってしまうから。相手に恋心を抱いているかどうかのセンサーが鈍ってしまうんですね。

最初のデートは、できればノンアルコールで。飲むとしても、自分が酔わない範囲の飲酒量にとどめ、少しだけ落ち着いて自分の気持ちを確かめてみてください。

2回目デートで気にするべきは「相手と自分の素顔」

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2回目のデートで意識してほしいポイントは、相手の素顔をなるべく見るという点です。これと合わせて、なるべく自分の素も出せるような意識ができたらいいですね。

よく「恋愛前には価値観が合うか確認すること」と言いますが、価値観が合うかどうかをチェックするには、お互いある程度心のガードが外れている必要があります。最初のデートでは緊張がほぐれていないことも多いですから、2回目は多少リラックスして心の距離を縮められるようなデートを計画する必要があります。

オススメの方法をいくつかご紹介すると、まずはお酒を飲むことです。最初のデートでは避けたほうがいいとしましたが、2回目はお互いリラックスをうながしたいので、お酒はほどほどに取り入れて会話しても良いでしょう。

デートスポットのオススメは、ズバリ相手の得意な場所を選ぶのがベター。例えばよく行く街とか、趣味が楽しめる場所などです。精神的な相手のテリトリーでデートをすることで、相手の素を引き出す効果があります。もし自分の素を出したいのであれば、逆にご自身が普段行き慣れたお店や街でデートすると、より自分らしさが出せると思います。

ぜひお互いの普段の顔を見せ合うことで、より親密になれそうかどうか、判断してみてください。

3回目のデートで気にするべきは「この先の可能性」

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3回目のデートは、いよいよ告白をするか、されるかの判断のときです。もちろん3回目である必要はありませんが、告白を意識したデートであれば、ひとつきちんと自分の心に確認してほしいことがあります。
それは、「この先の可能性」を相手と自分に感じるかです。

たとえば「付き合ったらすごく楽しそう」とか「もっともっと相手を知りたい」といったワクワク感が2人の関係にあれば、それは絶対付き合ってみたほうがいいでしょう。

気持ちがそこまで高ぶっていなくとも、「もっと知っていきたい」といったポジティブな感情が1回目よりも2回目と上がっているなら、それも恋の芽といえるかもしれません。

ちょっと一歩立ち止まったほうがいいケースでいえば「この人ならスムーズに結婚できそうだ」とか、「この人なら自分でもいけそう」とか、いわゆる頭で考えた打算が前に来すぎている場合です。恋は心でするものですから、頭でっかちで判断して付き合うと、その恋愛はうまくいかないかもしれません。

気持ちの勢いやひと押ししたい感覚を自分の中に感じるか、3回目のデートのときにはしっかり確認しましょう。

デートって、なんとなく相手を知るために回数を重ねてしまいがちですが、本当はいい関係を築くコツがあります。そんなコツを意識しなくても親しくなれるほどの勢いがあれば最高ですが、慎重な女性ほど今日の話は参考にしてみてくださいね。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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