愛され女性の新定義…男性がずっと一緒にいたい「本命彼女の特徴」 #149

文・おおしまりえ — 2021.12.9
年末近いこの頃、新型コロナウイルスの影響も一旦は落ち着いており、飲み会やデートのお誘いといった約束が増えている人も多いのではないでしょうか。実は、今、多くの女性には恋のチャンスが訪れていると思うのです! それは、女性の“リードする力”が、以前よりも男性にとって高評価につながる状況が訪れているからです。一体どういうことか、女性のリード力が恋の成功を分ける理由をご紹介します。

緊急事態宣言開けは特に有効! 女性がリードすると恋愛が成功する理由

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【おおしまりえの恋愛道場】vol. 149


クリスマスや年末が近くなり、だんだんとデートや飲み会のお誘いも増える時期かもしれません。こんなとき、実は女性には頑張ってちょっとだけ男性をリードしてほしいのです。例えば、デートプランをヒアリングして練ったり、お店を探したりといったことです。

一般的には、こうした事前準備は「男性が頑張るべき」と思っている女性も多いものです。でも、今の時期は特に女性がこうした事前準備を頑張って相手を気遣うと、いつも以上に好感につながります。さて、それは一体どうしてなのか。理由をご紹介します。

緊急事態宣言だけに限らず! 女性がリードすると良い理由

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デートプランは男性が組むもの。お店選びは男性がして当然! もちろんいい感じのお店をお願いしたい。そんなふうに思っている女性も多いのではないでしょうか。しかし、今年の冬は特に、この“セオリー”を取っ払い、女性がリードしたデートを繰り広げてほしいのです。

そうすると、もれなく男性からは好印象を抱かれ、チャンスが広がることになるでしょう…と、まるで預言者みたいな口ぶりで言いましたが、女性がデートをリードした方がいい理由を、3つご紹介します。

「しばらく飲み会してない」男性に飲み会偏差値ダウンの傾向あり

新型コロナ感染者数が減り、緊急事態宣言が明けて、今だんだんと人が街に繰り出しはじめています。男性も女性も関係なく、対面で人と会ってご飯を楽しんだりすることが、かなり久しぶりな人は多いと思います。こういう時、きっと「人と会うことが久々で緊張する」と思うひとは多いものですが、それは恋愛対象のお相手だって同じです。

なんなら、緊張だけでなく、お店を探したり飲みの席をアテンドしたりするリード力自体が、男性の中で下がっている傾向があります。だからこそ、こういう時女性がちょっと頑張ってデートの日程を組んでみたり、お店探しを一緒にやってみたりすると、男性としては安心して当日のデートを楽しみにできるというものです。

忙しい人ほど、適切なサポートが響く

しばらくぶりの飲み会では男性のリード力が下がっているから、準備から女性も頑張るのはとっても有効。それと合わせて、なぜ女性がこの時期リードすると有効なのか、もう1つ理由があります。

それは年末というイベントシーズンは、仕事納めも近く繁忙期であることが多いからです。忙しい男性にとって、この時期のデートというのは、結構プランを練ったり予約をしたりするのは時間的にも大変ということ(しかも忘年会シーズンとかぶってお店が思うように予約できない)。だからこそ、この時期は女性がさりげなく気遣うと、相手にも「ありがたいな」という感謝とともに、好印象を抱かれやすいのです。もちろん、女性だって忙しい時期ではあるのですが。

相手のアウェーなら女性が頑張る!

コロナ明けかつ年末という特殊な時期だからこそ、年末年始にかかるデートは、女性のさりげないプランニング力でのサポートが有効。さらにもう1つ、これは気をつけてほしいことがあります。

それは、相手にとってアウェーな街でのデートになるなら、男性のプランニング力は特に期待してはいけないということです。年末年始ともなると、お店の予約が取れなかったりして、仕方なく普段行く場所と違うエリアでデート、なんてケースもあるでしょう。イルミネーションもついでに観ようと考え、普段行かない場所でのデートをすることもあるでしょう。

こんな時は、女性にとってよく行く場所なら、女性が頑張った方がいいのはもちろん、お互いあまり詳しくない街なら、彼をフォローする意味でも、2人でお店探しをするのがベターです。

つい男性に頼り切ることが癖になっている女性も多いのですが、この時期の男性って、普段以上に頑張らないといけないんです。だからこそ、さりげないリード力を大人の女性なら発揮し、素敵な関係性を築いてもらえればと思います。

“大人の女性”ならやめた方がいい行動

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女性にとっての気遣いって、おもに相手を褒めたり料理や飲み物をオーダーしたり取り分けたり、なんてことを思い浮かべられるものです。でも、筆者は本当をいうと、今回のようなデートの準備を女性が担うことの方が、男性の負担は軽減され、「気が利く」という印象にもつながると思っています。

「お店選びで相手のセンスを見ている」と考える女性もいるかもしれませんが、ハッキリ言ってお店選びのセンスというのは、飲食やお酒へかける熱量と社交性、あとは恋愛経験の多さでかなり左右されます。つまりお店選びのセンスが良かった悪かったという事実は、彼の本質的なセンスとは関係ないと思うのです。

ぜひ、今年最後に良い思い出を作るためにも、女性側のリード力を発揮して、素敵なデートを過ごしてくださいね。


おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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