成功者から聞いた…! 出会い系アプリで「自分に合う人」を見つけるコツ5つ #139

文・おおしまりえ — 2021.9.30
出会いの秋、恋愛の秋、彼氏のいない方は、今年中に相手が見つかったらいいな…と、恋愛モードになっていたりしませんか。今回は、「モテる方法」ではなく、「自分に合う人を効率的に見つける方法」について、5つのポイントをご紹介します。

マッチングアプリの秋? 出会い方の効率化をかなえる5つのポイント

マッチングアプリ 出会い 自分に合う人

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 139


秋といえば恋愛の秋! やっとコロナもひと段落し、出会いへの意欲が高まってきている人もいるかもしれません。

冬はクリスマスや年末年始など、カップルが楽しめるイベントが盛りだくさんです。この時期恋愛モードで過ごすには、秋の行動が鍵になります。今回は婚活&恋活している人が絶対外せないツール「マッチングアプリ」について、効率的ないい出会いを求めるなら押さえたい5つのポイントについてご紹介します。

プロフィール写真の盛り具合のベストとは

マッチングアプリ 出会い 自分に合う人

「マッチングアプリはプロフィール写真が9割!」と力説する人がいるくらい、プロフィール写真は大切です。

女性の場合加工アプリを駆使している人も多いですが、ちょっとだけ気をつけてほしいことがあります。それは加工のしすぎによって、初デートのときに相手が実物とのギャップにげんなりする可能性があるということです。これは写真のビジュアルがよいほど、現実が普通にかわいい子でも写真からの期待の差にガッカリする度合いが増すと言われています。

また女性は男性からの反響の大きさを求めるあまり、写真の可愛さばかりを求めがちですが、それ以上に「思わず突っ込みたくなるポイント」を写真に残してあげることが大事です。

例えばペットと一緒の写真であれば、ペットを飼っている人から突っ込まれやすくなります。旅行中の写真であれば「どこですか?」といったツッコミが生まれやすくなります。こうした会話のきっかけを写真に持たせておくと、効率的な出会いは広がりやすくなります。

プロフィール文は誰に向けているか考える

マッチングアプリ 出会い 自分に合う人

写真の次に皆さん力を入れるのがプロフィール文ですが、多くの人が「テンプレート通りに書けばいいか…」とカンタンに考えがちです。しかし、プロフィール文を書くとき、とっても大事なことが1つあります。

それは、「どんな人に響いてほしいか」を、しっかり考えた上で書くことです。就職活動をしたときも、エントリーシートには企業側に響きそうなことを調べて書きましたよね? それと同じです。

プロフィール文を書く際には自分の理想の相手を具体的に思い浮かべ、その人がどういう文章を見たら自分に興味を持つか、推測しながら文章を書く必要があります。

<具体的例>
―仕事が好きでバリバリ働いて稼いでいる頼りがいのある男性
→不規則なリズムにも合わせられる。自分も仕事が好き。好奇心が旺盛。仕事が忙しいからオンオフをきちんと意識している。などを書く。
仕事を理解する姿勢をプロフィールに出すと、相手に響きやすきかもしれません。

―自分の趣味や自分の時間を大事にしたい、付き合っても自由にさせてくれる人
→土日はひとりで過ごすことが好き。自分のリズムも相手のリズムも大事にしている。最近一人でハマっていること。理想の結婚生活。などを書く。
時間の使い方や相手に対して尊重してあげたいことを書くと、読んだ人にも響きやすい。

いかがでしょうか。どんな人を引き寄せたいかを考えないと、来る日も来る日もピンと来る相手と出会うことはないでしょう。ぜひ自分が会いたい人を思い浮かべ、トライアンドエラーでプロフィール文は書いてみてください。

相手を見るときのポイント

マッチングアプリ 出会い 自分に合う人

相手を一覧から選んでいく際のポイントは「あまり頭を使わないこと」と「いいと思う人だけにリアクションする」ことが大事です。

マッチングアプリを使うとき、私達は普段以上に警戒心が高まっています。その結果「この人は大丈夫かな?」と注意深く頭で考えるようになり、また「いい人」を見つけるのではなく「ダメじゃない人」を基準に男性を見るようになっていたりします。

マッチしてもデートした後でも、合わない相手を断る機会はあります。だからこそ、相手を選ぶ際は軽やかに感性に任せて、ぜひ「いい人」だけを選んでみてください。

ちなみに筆者の友人に、普段心配性がすぎる性格の女性がいました。そこで彼女は、マッチングアプリで男性を探す際は、年収と身長のみフィルタリングして(ここは譲れない条件だったよう)、後は見た目の直感だけで相手を選んだそうです。つまり、プロフィール文はほぼ読まずに相手を選んでいたそうです。

この方法が必ず成功するとは言いませんが、心配性な人はこれくらい軽やかになってもOKということ。ぜひビビッとくる相手を見つけてくださいね。

メッセージで確認すべきこと

男性とマッチしたら、続いてメッセージのやり取りです。ここで大事なのは、最初の挨拶などが済んだら、なるべく“普段のノリ”でやり取りをすることをオススメします。

変にかしこまったり、相手のノリに合わせたりする必要はない…というか、やってはダメです。なぜなら、メッセージのノリが合わない相手とお付き合いしても、結局合わないケースがほとんどだからです。ただし、例外として「マッチしたらとりあえず会う」というタイプの人もいますので、この場合は吟味することができません。

大体の方がある程度メッセージのやり取りをすると、短文傾向や長文傾向、深く相手に関心を向けるタイプかノリで会話するタイプかがわかってきます。
ここでは「絶対私とは合わないな」と思う人がわかればOKです。

なぜなら、メッセージがすごく合うのに会ったらそうでもなかったというケースは多いので、メッセージだけで相手を見定めるのは難しいからです。一方メッセージでも「違うな〜」と感じるのに、会ったらしっくり来るというケースはほぼありません。そのため、メッセージでは普段の自分とノリが合うか、惹かれるか、という点を見てみましょう。

どのタイミングで見定める時間を取るか

婚活に成功している人から話を聞くと、皆さん必ずどこかのタイミングで“見定める時間”を設けています。例えば大量にマッチした人と一旦は全員やり取りをして、そこから自分が好きになれそうな人を吟味するとか。メールのやり取りが苦手な人は、とりあえず全員と会って、そこから合いそうな人とだけやり取りを継続するとか。

いろいろ方法はありますが、とにかく「ハズレ(※)を引かずに進む」のは不可能であること。そして、どこかのタイミングで合う人と合わない人をジャッジする必要がある、ということは、覚えておいてください。

※ここで言う「ハズレ」とは、自分と合わない人という意味です。

このとき、マッチしている人数が少ない人ほど、「好きではないけど、合わないわけじゃないし、この人しかいないから」と、本来なら断る人を断れずに長引くケースがあります。

1回付き合ってみるのもアリですが、結局「好きじゃないけど嫌いじゃない人」と付き合うと、熱量が高まらなくなったり、すぐに相手に冷めてしまったりするケースも多いです。これは絶対ではありませんが、マッチングアプリ婚活に成功した人がよく言う話で、「最初から相手とめちゃくちゃ盛り上がった」というのはよく聞く話です。

つまり微妙なラインの人は、大体自分にとってのベストな相手ではない可能性が高いのです。

マッチングアプリ 出会い 自分に合う人

5つのポイントをご紹介しましたが、今回の話は、「たくさんの人とマッチする方法」ではありません。「自分とより合う人を効率的に見つける方法」を書きました。そのため、5つのポイントを実践しても、たくさんの人からモテたりすることはないかもしれません。でも、人生のパートナーは1人いればいいのです。ぜひその最愛の1人を効率的に見つけられることを、祈っています。


おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


©Willie B. Thomas/Gettyimages
©Francesco Carta fotografo/Gettyimages
©Tony Anderson/Gettyimages
©BraunS/Gettyimages
©StefaNikolic/Gettyimages