異性が怖い…? 恋愛したいのに動かない女性の「意外と気づかない本心」5つ #123

文・おおしまりえ — 2021.6.3
結婚願望はあるのに、具体的な行動をしようと思うと、とたんに面倒に感じてしまう。そんな女性は多いものです。自分の意識と行動にアンマッチが起きるとき、その間には抵抗する心の本音が隠れています。今回は結婚願望を抱く女性にありがちな、ネガティブな本音を5つご紹介します。

結婚願望はあるのに行動したくない! 矛盾を抱えた女性の隠れた本音

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【おおしまりえの恋愛道場】vol. 123


「結婚したい!」

そう口では言うし周りにもアピールしているけれど、いざ具体的に婚活など行動を進めようとすると、どうもやる気が起きない……そんな女性はいませんか。
実はそのちぐはぐな感覚は、自分の表面上の意識(結婚したい! など)と、気づいていない心の中の本音の部分が一致していない事が原因で起きています。焦りは募るけどやる気が起きない場合、どうすればいいのでしょうか。

心の中の「でも…」を見逃さない

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何か叶えたい夢や目標があるのならば、それに向かってできることを考え、努力や行動を重ねていくのがセオリーです。しかし恋愛に限らず、人は「したい!」「叶えたい!」「頑張る!」と口にしていても、具体的な内容を考えていくと急に動けなくなったり、モチベーションが急低下したりする人が少なくありません。

この「意識は前を向いているのに体や心が前を向けない状態」は、心の中に前向きな意識を打ち消す、気づいていない感情があるから起きるといわれています。

例えば、口先では「そろそろ結婚したい!」と話していても、本音の感情で「新しく男性と知り合ったり親密になったりするのが怖い」と思っていると、なかなかモチベーションや行動にもつながっていきません。

意識の上で叶えたい目標ができたけど行動や気持ちがついて来ないという人は、この自分の心の中にある、気づいていない感情を見つけて、しっかり感じて、かかっているブレーキを外してあげることが大切なのです。

女性によくある本音5つ

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それでは、婚活が止まりがちな女性が本人も気づかぬうちに抱いている本音の感情を、ここでは5つご紹介します。「自分はどうかなー」と、心に問いかけるように聞いてみましょう。

どこかで「まだ自分は大丈夫」と思っている

周りが結婚していくと、自分も早く、といった気持ちになるものです。でも本音の部分では「自分はまだ何とかなるでしょ」と思っていませんか? 今まで普通に恋愛をしてきた人ほど、この「自分は言うても大丈夫だろう」という感覚を隠し持っています。

大丈夫という感覚を感じた結果、今はまだ何もしないという選択をしても良いんです。ただ、本音では大丈夫と思っていても表面的には不安や焦りを抱えていると、心も体も混乱して前には進めなくなります。

恋愛や結婚が自然にできないのは恥ずかしい

ある程度の年齢になると、好きな人ができて、彼氏ができて、別れて、また恋愛して…と、自然にしてこられたし、自然な流れで結婚になるのが普通。
こんな思い込みがあると、むしろ努力しようとする自分に対して、無意識に「恥ずかしい」という気持ちが湧く場合があります。

マッチングアプリや結婚相談所を使うことや、周りに恋愛したいと公言することにためらいがある人は、自分の中で「恋愛のあるべき形」が固まりすぎていないか感じてみてください。

親の言うことを聞かなきゃと思っている

実は自分はそこまで結婚したいわけじゃないけれど、親(や周り)が薦めるから、しないとダメかな…と思っている。こんなケースは女性に多いです。でも、本音の部分で「別に」と思っていると、親のススメ通り「結婚するぞ!」と表面上決意しても、いざ行動にと思ったらスムーズに動くことはできないものです。

親のススメが良いきっかけになる人も多いですが、こうした意識と本音のアンバランスは、結果として負担がかかるので良いきっかけとは言えません。ぜひ周りがどうかではなく、自分の気持ちに集中してみてください。

自分が男性から評価されるのが怖い

婚活しようと思ったら、どうしても自分も相手もお互いを評価しあうことが必要です。知らない男性からも評価され、ムカつく対応をされたりすることあるでしょう。それを想像すると怖い…と思っていると、恋愛や婚活といった行動に、意識はなかなか向けられない状態が続きます。

正直、筆者も過去に婚活や新たな出会いを求めて行動をした時は、失礼だったり傷つくような対応をされたりしました。とっさに落ち込んだりイラッとしたこともありますが、改めて考えると、その男性と親しくなる前にその人の良くない面が見えただけで、考え方によっては早くネガティブな一面を知ることができてラッキーとも言えるのです。

相手からの評価で自己肯定感が下がるような気がするから怖い。そんな風に感じているなら、自分の存在価値をもっと自分で認めていくことで、新たな男性とのやり取りへの恐怖も和らぐかもしれません。

男性に女として見られるのが怖い

意外と皆さん気づいていないのが、「異性への恐怖心」です。例えば自分の父親が怒りっぽいタイプだった人や、過去に痴漢やいたずらなど性的な被害にあった経験がある方は、本人も気づいていない部分で異性への恐怖を抱えているケースがあります。

こういったケースでは、その経験の大きさや傷の深さによっては専門機関に頼ることをおすすめしています。軽微なケースでは、本人が「よくあることだから」と片づけていても、心の深い部分で異性への恐怖感として残っている場合もあります。そうなると、結婚や恋愛にどうしても消極的なマインドが居続けることになりますから、その恐怖心は無視せず癒やしてあげたいところです。

5つのよくある本音の感情をご紹介しました。いくつかの理由が混ざり合っていたり、別の理由を抱えている人もいるでしょう。ぜひ自分の中の「ホントの気持ち」を、ゆっくり感じたり、今あげた代表的な感情を1つ1つ自分に問いかけたりしてみましょう。

感情に気づくことが第一歩

こうした深い部分にある本音の感情は、その存在に気づき、気持ちが落ち着くまで感じたり、言葉や感覚として体感したり、外に出してあげることが有効です。

どれも負の感情ですから、感じようとすると鳥肌が立ったり怒りがこみ上げたり、涙が流れるケースもあるでしょう。また無償にお酒やお菓子を食べたくなったり、眠くなったりするなど逃避行動をしたくなる場合もあります。

実はこうした感情を探って見つけて感じるという一連のプロセスが、いわゆる「自分の感情を整理する」ということなんです。意識を行動に起こせない時は、自分の中で感情のブレーキがかかっているサイン。それを見つけて感じて整理することが、恋愛をきちんとしていくにはとても大切なんですね。ぜひ恋愛や結婚はしたいけど、どこか抵抗がある方はやってみてください。


おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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