モテたいと思っちゃダメ!?…実は交際が長続きしにくい「女性の特徴」 #99

文・おおしまりえ — 2020.12.10
恋愛で大事なのはモテること! 多くの人が思うからこそ、モテテクなどはたくさん情報があふれています。 もちろん1つ1つは有効ですが、本当に幸せな恋愛のためには、モテテクだけではちょっと心配です。なぜなら、モテることと、いい恋愛をすることは、同じ能力ではないからです。

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 99

モテることを気にすると、実は恋愛下手になる

モテテク 恋愛下手

「モテる人」って、どういう人だと思いますか?

男性から告白されまくる人。
老若男女全ての人から慕われる人。
はたまた、好きになった異性とちゃんと相思相愛になれる人。

実は「モテ」と一言で言っても、その幅は広いものです。多くの恋愛コラムでは、好きになった人から好かれるための“モテテク”が書かれており、ひとつひとつはある程度有効です。でも、モテテクばかりを追いかけていると、ちょっとだけその後の恋愛でつまずくことがあるかもしれません。なぜなら、モテること(相手に好きになってもらうこと)と恋愛で幸せになることは、同じではないからです。

また、好かれることだけを追いかけ続けると、実は恋愛の落とし穴にハマる可能性もあります。今日は今の恋愛をより良いものにするために、モテテクを追いかける女性が陥りやすい罠について紹介していきます。

「モテる」って、いったいどんなこと?

モテテク 恋愛下手

モテる人とひと言で言っても、その意味は人によりバラバラです。本来モテる人を想像したとき、私達は「誰からも慕われる人」と「異性から好かれやすい人」などのタイプを想像しがちです。でもモテる人の中には「男性からはモテるけど、女性からはモテない(人望がない)人」や「誰からも好かれるけど好きになった人からはモテない女性」も存在します。つまり、私達が思うモテる人って、実はすごく曖昧な存在だということを覚えておいてください。

また、本来いい恋愛をして幸せになりたいと願うなら、好きになった異性から好かれることはひとつのゴールでしかありません。その先には「好きな彼と幸せな恋愛をして幸せな人生を歩むこと」がもっと大事なゴールであり、恋愛を頑張る本当のモチベーションだと思います。

こうして本来忘れがちな「恋愛する理由」のようなものからモテを考え直してみると、テクニックだけを追いかけて特定の異性にだけモテる行動を取ることは、否定はしないけどちょっとだけ危険な気がしてきませんか。

例えば無駄に駆け引き上手になった結果、付き合えたとしても、その後、彼に素の自分を見せられないジレンマに陥ったり、はたまた彼には好かれても周りからの自分の評価が悪くて気まずい、なんてパターンもあるでしょう。

恋愛のテクニックや駆け引きを否定するわけじゃありません。しかし本当に信頼し合えて幸せにつながる恋愛を目指すなら、男性の気を引くことに特化したモテテクだけで恋愛を成立させようとすると、どこかでつまずく可能性があるのです。

男性からのモテだけを気にすると起きる問題

異性からのモテ力(好かれること)だけが突出して高くなると、その後の恋愛でいくつか問題が起きやすくなることがあります。でもこれって、なぜ起きるかわかるでしょうか? 私達はよく恋愛がうまいとか下手とか、モテるとかモテないとかって言いますが、そもそも付き合う前と付き合い始めた後では、使うコミュニケーションの種類が違うことを、あまり理解していません。

恋愛には、付き合う前にモテる力(相手を引きつけたり距離を縮めたりする)である「ハンティング力」と、付き合った後にお互いがいい関係を築くための「ブリーダー力」の2つが必要です。

あまり意識することはありませんが、好きな人に好かれて付き合う力と、好きあった者同士がより良い関係を築く力は別物なのです。しかし、モテだけを過剰に意識してテクニックだけを身につけていくと、当然ながらハンティング力だけが高くなり、付き合った先での身のこなしや気持ちの伝え方はまったく成長しないままです。

その結果、付き合ったそばから彼に「こんな性格だと思わなかった」とガッカリされたり、はたまたいつも彼氏はいるけど恋愛が長続きしなかったり、いつもダメな男とばっかり付き合ってしまう。なんて恋愛の落とし穴にハマってしまうのです。

恋愛のバランスを考える

さらに大変なのは、こういった恋愛には異なる2つの力が必要だということを知らないまま恋愛で失敗すると「じゃあもっとテクニックを磨いていい男性と付き合えばいいんだ!」と、永遠にモテテクだけに走ってしまう女性もいます。

でも本当に必要なのは、相手と人間関係を築くブリーダー力なので、そういった女性が幸せで安定した恋愛にたどり着くまでは長い道のりになってしまいます。これがモテることばかりを追いかける女性が陥る、大きな大きな落とし穴です。

では、このモテに走り続けることをちょっと緩め、本当に良い恋愛をするための一歩としてできることは何があるか。最後に1つだけご紹介します。ブリーダー力を上げるために1つだけ始めるのであれば、ぜひ「自分から与える」ことを意識してみてほしいです。

褒められたかったら、自分からまず褒める。
気遣われたかったら、自分がまずは相手を気遣う。
愛されたかったら、自分が思う愛をまずは相手に与えてみる。

シンプルだけどこれだけです。私達はどうしても幸せになりたい、愛されたいと思うと、相手から満たしてもらおうとします。でも人生って、何事も自分から行動を起こすことで、ほしいものがポンと手に入ったりしますよね。恋愛も忘れがちですがこれの繰り返しです。

自分から与えるコミュニケーションを取っていくと、相手に好かれる、相手の気を引くといった、もらうばかりの恋愛から一歩抜け出すことができたりします。恋愛におけるモテも大切ですが、ちょっとだけ自分の恋愛はどうだったか、冷静な目線で見てみると、発見があるかもしれません。


おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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