高確率でソレ!…「ちょっと距離を置きたい」と言う男性の本音 #94

文・おおしまりえ — 2020.11.5
彼から急に「しばらく距離を置きたい」と言われたら、すごく不安で悲しい気持ちになってしまうことでしょう。だからちょっとしたらLINEを送ったり、彼に迫ったりしてしまう女性もいますが、これは絶対やってはいけないことです。そもそも距離を置きたいと言う男性の本音はどういったものなのか、少し考えていきましょう。

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 94

「ちょっと距離を置きたい」と言う男性の本音

別れ 彼 破局 

大好きだった彼から、「悪いけど、しばらく距離を置きたい」と言われたら、すごく悲しいですよね。でも、別れるわけじゃないし、少し距離を取って時間がたったら戻れるかも……なんて、好きな気持ちがある方は考えてしまいがちです。ただ、悲しい現実をお伝えするなら「ちょっと距離を置きたい」と言われたら、それは十中八九別れの挨拶です。

そもそもなぜ、男性は「別れる」ではなく「ちょっと距離を置きたい」と言うのでしょう。また、言われたほうはどう受け止め、対処したら良いのでしょう。

なぜ男性は「ちょっと距離を置きたい」と言うのか? その本音3つ

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「まだ別れるって言われてないし」と、距離を置きたいと言われた側は、彼からの告白に途方にくれてしまうものです。そもそもこの距離を置きたいという曖昧な表現の本音は、どこにあるのでしょう。まずは3つ、彼の中の本当の気持ちをご紹介します。

とりあえず今のストレスを軽くしたい

とにかく物理的なコミュニケーション量を減らしたい。希望の1つは、やっぱり今の関係がストレスであり、その負担を減らしたいという気持ちです。あなたからすると「ちょっとしたLINEのやり取りすらも?」と思うかもしれませんが、人によって負担になるコミュニケーション量は異なります。それに、別れを考えるほどなのですから、蓄積された悩みや不満は相当なものでしょう。

別れるって言って向き合ってさらに疲れたくない

別れを告げられるのは心に負担がかかりますが、実は別れを切り出すほうも、かなり心には負担がかかります。今その負担を背負うのがシンドイからこそ、人は「ちょっと距離を置かない?」と恋人に提案するのではないでしょうか。

そもそも、バッサリ別れる=戻れない決断をする、ということです。決断は後で後悔するリスクをはらんでいるので、勇気がいります。勇気がない人ほど、距離を置こう…というひと言を言ってしまうのです。

別れるかどうか、1人になって考えたい

「嫌いになったわけじゃないけど、負担ではある」と感じている関係を、人は終わらせるべきか迷います。もしかしたら、自分の状態が良くなったら後悔するかも。もしかしたら、相手と距離を取ったら相手の良さがわかってくるかも。そう思ったら、人は終わりという決断を取れなくなります。ひとりになって考えたいというのは人の弱さなのですが、弱い人ほどいったん保留の選択を取りがちです。

3つ理由をご紹介しましたが、はっきり言って、これは全部彼側のワガママです。でも、悲しいけれど、大好きなら受け入れるしかありません。まずはその気持ちを尊重してあげてください。そして尊重したうえで、尊重されていない自分で良いのか、大事にされていないのに本当に好きなのか、考えてみてほしいのです。

彼の事情は彼の事情。あなたの事情はあなたの事情です。切り分けて考えることが重要なのです。

別れたくない女性がやってはダメなこと

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彼から距離を置かれると、女性としては不安が募り、またいつまで待ったら良いのか、何をしたら関係がよくなるのか考えてしまいますよね。でもはっきり言って、ここで「待つ」という行動を取るのはご法度です。なぜなら、向こうからしたら、そもそも別れたい気持ちが募っていて、でも決断ができないから保留という選択肢を取っているのです。それは限りなく別れに近い状態といえます。

そんな相手に対して、待つという行動をあなたが取ったらそれは負担にしかなりません。こっちも苦しいという場合には、距離を置きたいという提案に対して期限を決めてほしいと伝えれば、お互いこの日までに答えを出すという前向きな保留にできるでしょう。もしそんな提案すらもできない関係であれば、それは付き合いとして、あまり良い関係とは言えないかもしれません。

また、待ってはいけないことと合わせて、やってはいけないことが2つあります。それは「連絡を不用意にしてはいけない」「彼の視界に入るような行動はしてはいけない」という2大アクションです。

よく距離を置かれた女性側が「1か月経ったから連絡してみたけど返ってこない」と悩んでいる姿を目にします。これって相手からすると、別れた気分でいるから、彼女からの突然の連絡(それも日常的な連絡)はただウザいだけなのです。

だからこそ、距離を置くときは期限を決めてしっかりとON/OFFをつけたほうがいいのですが、そうではないならいったん連絡は取らず、取るときは「結論を出すために話し合いたい」とするべきです。

連絡を取る勇気がない女性が次にやりがちなのが、共通の知り合いに探りを入れたり、SNSや一緒に遊んでいるゲームアカウントのログイン履歴などをたどることです。彼は距離を置いて考えてくれていると思ったら、楽しそうに日々を送っている、なんて現実に、あなたは打ちのめされていませんか?

でもこれも、彼からしたら負担が減った状態なので、楽しそうにしているのは当然なのです。だからこそ、あなたは探りを入れず、彼の視界にも入らないよう行動したほうがいいのです。

距離を置かれたら、結局どうすればいいのか?

彼視点とあなた視点で考えてみた「距離を置きたい」という問題。言われてしまったらどうしたら良いのでしょう。ケースバイケースではありますが、まず期限の決まっていないものに関しては、別れたと同じ感覚で行動したほうがいいです。むしろ別れたと思って生き生きと自由にあなたがしていたら、彼が焦って戻ってくる可能性が高まります。

期限つきで彼と距離を置いた場合は、その日まで彼との接触は一切絶ち、そのうえであなたは彼への未練や執着を取り払い、本当に彼が大事か、自分の気持ちを振り返りましょう。この時「彼がどうしたらもう1回自分に戻ってきてくれるか」と考えてしまいがちですが、こういった彼中心の考え方で迷うと、どうしても都合の良い女になってしまいます。

ちょっと大変かもしれませんが、これを機にお互いが良い関係、良い成長をするためにも、しっかり自分と2人のために考えてみましょう。そうすると、最善の答えが見えてくるものです。


おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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