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失恋を引きずってない?…「失恋からの立ち直り方」3パターン #72

文・おおしまりえ — 2020.6.4
もうこの恋は終わった。失恋を経験し、今の状況もわかってるのに、なぜか気持ちの落ち込みが収まらないことってありませんか。それって実は、頭の理解はできていても、心の理解ができていないのかも……。では失恋した時、心はどんなダメージを受けているのか、3つのパターンをご紹介します。

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 72

失恋がずっと辛い! 終わった恋が痛むとき、心に起きている3つのことと乗り越え方

終わった恋が苦しい。失恋したことはわかっているし、復縁は難しいともわかってる。でも、気づくといつも彼のことを考えている。もし今連絡が来たら、平常心ではいられない。そんなことってありませんか?

辛い失恋を解決してくれるのは、時間や仕事や新しい恋かもしれませんが、でもそもそも「心の納得感」ができていないから、なんとなくズルっと何かを引きずっている感覚が残っているのかもしれません。

では、この何かを引きずる感覚は何なのか。それは人によっていくつか種類があるので、1つずつ原因と解消法を紹介していきます。

「まだできることがあったはず」後悔という罪悪感

あなたが不本意ながら相手に振られて失恋している場合、心の中では「もっとうまくやれたのに」「ああしなきゃよかった」「なんであんなこと言ったんだろう」と、自分の行動への後悔が生まれているかもしれません。

この後悔という感情は厄介で、心の中に重たい「罪悪感」を生み出します。罪悪感は自分を責める感情なので、いつまでも自分を責め続け、自分をボコボコに罰した結果、恋が終わったという事実を受け入れさせなくします。

この罪悪感をなんとかするには、まず「至らなかった自分」もまとめて許してあげることです。できることがあってもなくても、自分を罰する必要はありません。自分を否定することをやめたのち、至らなかった部分を振り返れば、それは後悔ではなく前向きな反省に変わり、少しずつ失恋を乗り越えるパワーになります。

「なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」とにかく怒りが残る

彼とけんか別れからの失恋の場合、お腹の中には思い出すとムカッとする感覚が残っていませんか? それはズバリ「怒り」です。怒りは誰でも抱くものですが、実はこれは別の感情が変化したものなんです。ではあなたが彼に対してムカムカしているとき、それはどんな感情が変化して起こしているのかというと、実はこの3つのどれかです。

「わかってほしい」
「愛してほしい」
「助けてほしい」

つまりあなたは、相手に受け止めてほしかったけど、叶わず別れたから怒っているんです。

怒りをなんとかしたい場合は、とにかくお腹のムカムカを出し切ることが1番です。じーっと時間をかけてムカムカを味わうのも良いのですが、慣れない方は、ノートを1冊用意して、怒りの言葉が出なくなるまで、感情や言いたかったことなどを書き切ります。

「ジャーナリング」と言われる書く瞑想方法の一種ですが、スムーズに怒りを体の外に出すことができると、冷静に関係を受け止めたり振り返ったりすることができますよ。

「やっぱりもうダメなの?」喪失の傷が未消化のまま

失恋した後って、心にぽっかりと穴が空いたような感覚になりませんか。それは「彼というあなたの一部を失った喪失の痛み」といわれています。どういう意味かというと、真剣に恋愛をしているとき、心の中では、彼の個性や存在があなたのアイデンティティの一部になります。

好きな気持ちが強かったり、恋愛期間が長くなるほど、このアイデンティティは大きくなるので、別れた時の痛みも強く出るというわけです。つまり痛くて苦しいほど、それはあなたがちゃんと真剣に恋愛に向き合っていた証拠です。まずはその素敵な心を褒めてあげましょう。

それでも痛いものは痛いですよね。早くなおすためには、ちょっと辛いかもしれませんが、時間をしっかり取って痛みを感じるのがベストです。怪我をした時を思い浮かべてください。痛いから治療を放置すると、その傷は全然治りませんよね。

でも傷の痛みにさらに消毒の痛みを我慢して、縫う痛みも我慢すると、傷は放置するよりずっと早く、そしてキレイに治ります。自分の失恋の痛みをしっかり受け止めることは、体の治療をしていることと同じなのです。

感じることで心は整理されていく

心というのは、コントロールしたり、意識して強くするのは難しいと思っている人が多いと思います。でも心って放置していても、基本的には年齢とともに強くなっていきます。また今回のように「感じる」ということを積極的にすることで、心の動きに敏感になれたり、辛さや痛みにも適応できるようになっていきます。

そう考えると、痛みが伴う失恋はあなたを成長させる1つの機会とも考えられます。今は辛いかもしれませんが、真剣に恋愛をした自分を受け止め、そして感じて癒やしてあげてください。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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