絶妙な舌使いでクリクリ…31歳人妻が初めて潮吹きした「夏のエッチ体験談」

文・三松真由美 — 2022.6.30
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、最近仲良くなった女友達からドライブに誘われた31歳人妻。帰り道、ラブホテルで女友達ととろけるほど気持ちいいエッチ体験をすることに…。三松先生が、性感度マックスに変身できる方法を教えてくれます。

葵(31歳)知識レスで知らなかった。私、こんなに気持ちよくなれるカラダなんだ

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【レスなひとびと】vol. 168


「葵さん、今から海にドライブでも行きません?」

SNS経由で仲良くなった地元友達ミサキからDMがきたのは、ひとりで暇を持て余していた昼下がり。彼女とは、趣味アカウントで知り合い、会うようになって1年。7つ年下だが、さっぱりした性格の彼女は一緒にいて超絶楽チン。

結婚後、転勤でなじみのない海岸沿いの街に連れてこられた葵。しかも夫は休日も出勤。やることもなく、ソファでSNSを眺めながら、夏らしい遊びを楽しむ友人たちをうらやましく思っていた。だから、ミサキの誘いにはすぐ乗った。

「行きたい! 30分後に出られる!」

「じゃあ、30分後くらいに葵さんちに着くようにします」

14時と、遊びに出かけるには少し遅めだけど、大丈夫、まだ巻き返せる。急にやってきた夏らしいイベントに葵は心を躍らせた。

ミニクーパーで迎えにきたミサキは、ピチッとした黒のTシャツに白のショートパンツ。ヘルシーな彼女の雰囲気によく似合っていた。

海に着いた。SNSで見た通り、海岸には水着の男女が大勢いて、水着になるのがちょっとためらわれる。もう、31歳だしなあ。上腕タプっとしてきたしなあ。

「葵さん、今さら何モジモジしてるんですか? キレイなんだから、早く脱いで」

早く脱いで、なんて人に久しぶりに言われて、なんだかあそこがジュワッと熱くなる。いや、これは夏の暑さのせい。

エイッと脱いで、ミサキと海ではしゃぐ。

あっというまにサンセット。朱色に空が染まり、青春回顧モード。

「楽しかったね、誘ってくれてありがと」

帰りの車内、ちょっと眠くなりながらお礼を言う。

「いいですよ、寝てて。もっと一緒にいたいなあ。疲れたし、一緒にゴロゴロしたい…」

「だね」

そう言って寝落ち。目覚めると高速道路沿いのラブホテルの前。

「ねえ葵さん、寄って行ってもいい?」

寝たかったし、正直最近レス気味で人肌も恋しい。ミサキが何を考えているのかはわからないけど、コクンとうなずきチェックイン。

「ぐしょぐしょじゃないですか」

部屋について即、パンツに手を入れられた。

「だって、最近してなかったし。今日、いろんなひとの水着姿見たからかな」

「女子の水着姿見て、そんなこと考えてたんですか? エッチー。私も葵さんの水着姿にはそそられましたよ。ねえ、もっとよく見せて」

そう言って、ベッドに葵を押し倒すと、脚を持ち上げ、顔を埋めて中心部の割れ目に舌を這わせる。舌先が360度回転する。絶妙な強さで。会陰から小陰唇全方位。たまにヘアを咥えてキュっと引っ張る。そのあいだ、右手はヒップをモミモミしている。

え、え、こんな感覚、知らない。なに?

刺激されたことのない場所を刺激されて、とろけてしまいそう。的確すぎる。

「ねえ、やばいよ。やッ、なんか出ちゃう」

「私、カラダのことには詳しいんで。いいですよ、潮でもなんでも噴いて…。葵さん、自分で乳首コリコリしてみて、その間、私、お股で遊んであげるから」

え? 自分で…。こう? ああっ。

プシュー!

……ッ。知らなかった。私のカラダ、腰が浮くほど気持ちよくなれるなんて。


【三松さんからのコメント】

結婚して、夫とセックスレス。奥深い性の世界を探求する気持ちも、失われていたのではないでしょうか。年を重ねても、セックスをしなくなったとしても、性欲はあって当然。自分のカラダのことをしっかり研究して、気持ちよくなる方法を身につけると、QOL(クオリティオブライフ)が上がります。

これを機に、ミサキさんにたっぷり教えてもらうといいでしょう。

どのあたりをどのように触られるのが気持ちいいのか。どんな強さで? 指で? 舌先で? それとも…。
知れば知るほど、カラダもエッチの質も変わります。「もっと強く吸ってみて」「そこがGスポットかな」「こんなん初めて」なんて、素直に言われたら相手側もますます興奮。

セルフプレジャーを定期的にしていると、フェムゾーンの血流、締まりがいい具合になって、快感を得やすくなります。

ミサキさんのようなエッチ博士がまわりにいなかったとしても、本や動画でいくらでも学ぶことができます。せっかくひとり時間がたっぷりあるなら探求してみて。

「セックスの知識レスで性開発度5段階中3かもしれないあなた。学習せよ。勉強せよ。性感度マックスに変身すれば、人生5倍楽しくなるから」

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。


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真由美所長、フェムテックの新会社Gladでinsta開始
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