彼以外の男性とHを繰り返し…24歳女性が迎えた「予想通りの悲惨な結末」

文・三松真由美 — 2022.6.23
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼氏がいながらもマッチングアプリで出会いを求めていた24歳女性。そのことが彼氏にバレてフラれたが、同時にアプリでエッチの相性抜群の男性と出会い…。三松先生のアドバイスは?

いちか(24歳)次カレを見つけるのがめんどくさ。真剣さレスの惰性の日々

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【レスなひとびと】vol. 167


いちかには、学生の頃から付き合っているパートナー、宏介がいる。交際期間は3年半ちょっと。正直エッチもここ半年はしていないし、このあと結婚するイメージなんてわかない。

でも、別れるとかめんどう。新しく気の合う人を見つけて、仲を深めるってムチャ労力いる。よって淡々と惰性で付き合いを続けてしまっている。

めんどうだとは言いつつも、やめられないのがマッチングアプリ。エッチはしたいし、もしかしたら彼よりいいパートナーが見つかるかも、という期待もあってつい開いてしまう。

マッチングアプリには、彼よりかっこいい人やお金持ちの人が数えきれないくらいいる。そういう人たちが、いちかに♡をつけてくる。

宏介の帰りが遅い日、いちかは寂しくなってアプリの人たちと会ってしまう。エッチもする。適当に相手に合わせて過ごせば、それなりに楽しい時間になる。
その場限りのゴハンとエッチって、気楽でいいよね。

ただ、いつもベッドで抱き合いながら思う。

「この人、わたしに彼氏がいるなんて全然気づいてないな。バカみたい」

つい相手を見下してしまう。騙しているのは自分なのに。同時に宏介のことも一段下に見てしまう。

「宏介っていつもと違うシャンプーの香りがしても、全然気づいてないな。わたしが別の男に抱かれてるなんて、思ってもいないんだろうな」

宏介の鈍感さにも、宏介から興味を持たれない自分の魅力のなさにも、嫌気がさしてくる。もうすぐ交際4年目を迎えようとしていたある日。

「友達から、マッチングアプリにいちかがいるって送られてきたんだけど」

宏介にスクショを突きつけられ、即刻振られた。ショックだったけど、「はあ、イチからやり直さなくちゃ。彼氏作るのめんどうだな」という気持ちのほうが大きかった。

しかし、その後、出会った彼が、雰囲気良くて、ちゃんと向き合えた。何回もデートしてみた。

「モト彼とは4年付き合ったんだけど、なんだか結婚のイメージがわかなくて別れちゃって」

「あれでしょ、いちかちゃんが浮気しちゃったんでしょ」

「えっ、なんでわかるの?」

素直に自分のめんどくさがる性格のことを話して、共感しあったり、驚きあったり。

エッチの相性もちゃんと確かめてみた。

「……っ。いちかちゃんのナカ、すっげえイイ。ゼリーの中を泳いでるみたいな。俺たち、エッチの相性最高じゃない」

「ん、わたしもそう思うッ。気持ちよくて意識飛びそう」

エッチのあと、告白した。

「気が合うし、私のことすごくよくわかってくれるし、ヨシホくん、好き。付き合いたい」

「ごめん、いちかちゃん。ずっと言おうと思ってたんだけど、長く付き合ってる彼女がいる」

まさかの似た者同士…。輪廻応報。罰当たり。撃沈。


【三松さんからのコメント】

マッチングアプリに登録しているのがバレて破局、ほんとにその話、よく聞きますね。バレないと思うなよ。パートナーがいるのに登録するのはだめです。道徳心レス女は、嫌われる。

いちかさんの真剣さレスの交際、自分の時間もそうですが、彼の時間も、マッチングアプリで出会った人の時間も無駄にしてしまっています。一時の快楽のために真剣さを失ってはだめです。

アプリで出会った人の中には、いちかさんと本気で付き合いたいと思って、大切にしててくれた人がいたはずです(ヤリモクもいると思うけど、みんなが皆ヤリモクではないと私は信じている)。今回は、まさにいちかさんが人にしていた行いが、返ってきたような出来事ですね。

アプリで会ってすぐやる相手とは、打ち解け合っているようでも数回会った程度の仲。嘘を見破るほうがむずかしいと、いちかさんもよくわかったでしょう。

相手がどうであれ、まずは自分が怠惰な心を捨てて、真剣にならなければ、素敵な恋は始まらない。相手がしてくれることを尊く思えなくなったり、相手を見下し始めたりしたら、それは関係がほころんできているサイン。誰の時間も有限です。

「真剣さレスでめんどくさがり屋のあなた。マッチングアプリも婚活パーティも真剣に挑んでこその勝負リングだと思え。ヤリモクで使うと因果応報で地獄に落ちるぞ」

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

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真由美所長、フェムテックの新会社Gladでinsta開始
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