夫のひとりHの隣で…! 男性が猛烈に「セックスしたくなる」簡単テク
男性が猛烈に「セックスしたくなる」簡単テク
【レスなひとびと 番外編】vol. 29
ananインスタに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。今回は「セックスレスではないけれど、自分は女として見られていないのかな」と不安を抱えている相談者さんにスポットライトを当てました。
なぜなら私のところに相談に来られるかたのほとんどは「セックスレスが辛い」なのです。今さらですが、セックスレスは日本性科学会の定義では、「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1か月以上ない」ことです。いいですか『1か月』です。
しかもセクシャル・コンタクトというフワッとした言葉、これはお出かけ前のチュ!ではなく、セクシ−スイッチに切り替わるようなディープなネットリ系キッス、性的部位へのタッチなど「その気」にならないとできないアクション。これらが1か月ないカップルはセックスレスという決めごとになっている。厳しい現実です。1か月に囚われて落ち込むひとびとがいかに多いか。
よって、私は「セックスレスの期間はご二人でデフォルトを決めてね」と心なごむ安心サポートをしています。
さてさて、相談者さんの悩みを読んでみてください。
「毎日と言っていいほど、夫がお風呂場でAVを見ながら自分でしています。もう、習慣のようなのですが、私とは2週間に1回くらいしかしないので、女として見られていないのかなと少し悲しくなります」
「2週間に1度しかセックスがない」という、天上界カップルのようなお悩み。2年間ゼロ回で、悔し涙を流す妻や、諦めきった夫が蔓延する我が国で、もはや贅沢な悩みの部類ではありませんか!
毎日AVを見ながらお風呂でひとりエッチをする夫、特に昨今の社会情勢で、性欲減退気味の男性が目につくな、すっばらしい夫だと思います。良識の範囲で、他者に迷惑をかけることなく性の欲求、セクシャルデザイアー(以後セクデザ)が強いことは、『生きるチカラ』に溢れた、たくましいひとです。これは男女問わずね。あなたは嘆く必要などまったくないのです。タフなひとと結婚できて安心だ、と大船に乗った気持ちになってください。
あなたが女性として見られてないことはナイナイナイ!
そのAVコンテンツのテーマをこっそり盗み見して、どんなテーマのもの、どんなタイプの女優さんのものかを知っておくと2週間に1度のベッドタイムがより充実したものになります。
夫は「妻とはできないこと」を浮気相手に求めたり、空想世界でプレイしたり、風俗のおねえさんにしてもらったりすることがあるのですよ。男性陣の意見を聞くと「妻に言うとドン引きされそう」「恥ずかしくて言えない」などかわいい回答。「妻とできないこと」「妻には求めにくいこと」をAV空想世界で実施している可能性もあるのです。
コスプレなのか、痴漢ものなのか、ソフトSMなのか。
「婦人警官コスプレ、ネットで買ってみたのよ」のワンアクションでおもしろい展開になるかもしれない。大きな声を出す女優さんが好きであれば、大声で吠ええてみればよし。
ちなみに、これまでアドバイスした中で一番夫婦仲が良好になったのは「AVでひとりエッチをしている夫のそばで自分もする」です…。
夫のお風呂タイムにたまーに、あなたも突入して「私にも見せて」とAVを覗き込む。シャワーを股間に当ててうっとりしながらおっぱいを揉みしだく。ああああ、お互いのセクシースイッチがONになってバスルームがラブホテルのようになりますね。
新しい発見。
夫婦マンネリ化を予防するためにも、日常空間がすべてラブホテルに見えるくらいの創意工夫は必要です。相談者さん、夫のAV鑑賞くらいで悩まないで。自信を持って一歩踏み出しましょう。最高の夫です。
三松 真由美
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。『妻で母ですが、女性風俗にハマりました』(KADOKAWA)好評発売中。
恋人・夫婦仲相談所のオフィシャルサイト令和バージョン!!
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真由美所長、フェムテックの新会社Gladでinsta開始
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