彼の手をとって…男性が猛烈にシたくなる「夜の雰囲気の作り方」

文・三松真由美 — 2022.2.3
ananwebの公式Instagramには、エッチに関するさまざまな悩みが寄せられています。エッチの不満、悩みを恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松先生が解決!

セックスのお悩み3つをピックアップ!

セックス エッチ アプローチ 誘い方 雰囲気 ムード

【レスなひとびと 番外編】vol. 28


ananwebのインスタグラムでリサーチしたお悩みの数々、ハードボイルドエッチなものやら、セフレとの別れ方やら、彼が避妊してくれないことやら、無限大に出てきますね。今回は、穏やかで胸キュンとなる、初々しいお悩みをピックしてみました。

こんな青い時代に戻ってみたい…ワイルドなわたしにも皆さんのような時代があったのですよ。ウフフ。だから心配しないでセックスに向き合ってね。

お悩み1

「付き合って3か月になる彼がいますが、まだエッチしていません。自分から言うのも恥ずかしいし、でもコミュニケーションのひとつだと考えています。彼はあまりエッチが好きじゃないのかなといろいろ考えてしまって何も言えない状態が続いています。どのように話を切り出したらいいでしょうか」

はい。3か月経ってもエッチレスの相談者さん。「なんでだろう?」と疑問に思うのは当然ですが、彼の恋愛観もちゃんと聞いてみるといいのですよ。「交際して半年経過しないとしてはいけない」とか「結婚まで純潔を守らねば」とか、“俺のルール”を自分で決めているかもしれません。

いや、前の彼女にデート一発目でホテル誘って振られた苦い経験から奥手になってるかもしれない。そして、一番不安なのは若年性EDで「勃起に自信がない」。勃起不安なメンズは、最後までできなかったら彼女に悪い、嫌われそうなどネガティブに考えてしまい、ベッドに誘えないんですよ。

つまり、理由は多岐にわたるので、あなたが上手に聞き出してあげるしかないのです。「安心して、だいじょぶよ」の雰囲気を作ったうえでのヒアリングですよ。いきなり「なんで私とセックスしないの!」など直球は禁止。そしてあなたからも「わたしはコミュニケーションとして大事だと思ってるよ」と彼の腕にあなたの手を絡ませてみてください。ああ、初々しいカップルの姿が目に浮かびます。

お悩み2

「エッチについてではないのですが、18歳の時3か月だけ男の子と付き合ってそれ以来彼氏はおらず、もちろんエッチの経験もありません。今好きな人がいるのですが、自分の恋愛経験がなさすぎて自信がありません。このまま好きでいてもいいでしょうか?」

自分の恋愛経験がないと悩んでる相談者さん。恋に自信がなくてプルプル震えていていいんです。好きになった人が「ぼく恋愛経験がない女は無理っす」なんて言うと思いますか? 言わない言わない。

恋する気持ちは誰もが持っていい感情です。デートしたことがないとか、エッチ経験がないとか、まったく関係ないので、彼をずっと好きでいましょう。柱の陰から眺めるだけでは進展しないので、彼の前で手袋を落とすとか、古典的なチャンス狙いをしてもいいのでは。スマホを落とせばLINE交換できるかもです。壊れないようタオルに巻いて落とす(笑)。

好きな気持ちを持つだけで女性はなんだかフワッとした空気感に包まれ、表情がやさしくなります。恋って不思議。「今の自分はかわいい」と毎朝唱えて彼の視界に入り込みましょうね。

お悩み3

「彼と友達のように仲良くなってきたのですが、夜の雰囲気を作ることが恥ずかしいのですが対処法ありますか?」

最後の相談者さん、「夜の雰囲気」っていう言い回しが昭和的で好きです。あなたから雰囲気を作りたいのですね。夜道を二人で手をつないで歩いていて「寒い…」と言ってハグを待つ。中学生が好きな恋愛ドラマ的な。

しかし、ワイルドレスなメンズが多い昨今、夜道のハグだけで終わってしまう可能性がある。「もっとあったかいとこに行きたい」と行って、渋谷のホテル街を指差しましょう。直球すぎる女性にキュンしたという男性だっているんです。というか、女性からの誘いを待つ系男性は少なくない! SDGsの目標にも女性のエンパワーメントをはかるってあるでしょ。渋谷のホテル街に彼の手を引っ張ってゆくアクションはありです。

女達よ、ワイルドレスな彼の手を引っ張れ!!


三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。『妻で母ですが、女性風俗にハマりました』(KADOKAWA)好評発売中。

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