ヤりたいだけ?…「付き合う前のエッチ」男の本音を簡単解説

文・三松真由美 — 2021.2.4
ananwebのインスタグラムに寄せられる恋愛のお悩み。今回は、エッチした相手を本気で好きになってしまった女性のお悩みです。つれない態度を彼に取られ、脈ナシと自覚しながらも諦められないよう。どうすればいいのでしょうか。

【レスなひとびと 番外編】vol. 16

恋愛のお悩みを解決! 今回は…

ananインスタグラムに寄せられる恋愛の悩みの数々、「青いわぁ」「かわいいわぁ」「100年早いわっ」とつぶやきながら読んでおります。

今回のお悩みは、切ないですね。相談者さんのママの気持ちになりました。

付き合う前にエッチして、本気になりました

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「気になる相手と一度身体の関係をもってしまいました。身体の関係をもってしまったときに気持ちが大きく変わり好きになってしまいました。好きなのは私だけで、相手には会う約束もドタキャン、連絡も無視されてしまいます。脈がないとはっきりとわかっている中、好きな気持ちは止まらずずっと悩んでいます。諦めたほうがいいのでしょうか?」

はい。ママは昭和世代なので、レトロな言い方でアドバイスしてみよう。なぜ「好きなのは私だけ」と頭で理解していて捧げてしまう女の操(ミサオと読む)。

その昔、この国では‟やっちまうこと”を「カラダを捧げる」とか「わたしをあげる」という言い回しをしていたのです。エッチはそれ相応の相手にお宝を贈るくらい神聖な行為ってことですよ。

愛する人のために操を守り抜くのが模範女子でした。

貞操とも言われます。恋人や夫婦のどちらかが「ほかのひととやっちまわない」ことを「操を守る」とも言いますね。今どきの女性は決して言わない古臭い言葉ですが。

ネット社会では操を守らない「ミサオレスなひとびと」が目につくようになり、不倫バッシングが繰り広げられております。ってことはやっぱりミサオは男女にとって重要アイテムなのです。

さてさて、相談者さんは、お付き合い未満のお相手に大事なミサオを捧げてしまいました。そのくらい好きだったのはよくわかりますが、時期尚早!! いたしてしまうことは、女の子の一番大事なものをあげるってこと。根本は昔も今も変わらない。

バースデープレゼントをあげるのとはわけが違う。なぜなら、気になる相手と一度でもいたしてしまうと、彼のこともっともっと好きになるからよ。

だって、その時の彼はあなただけのもので、あなただけを見つめ、あなたのカラダに興奮し、勃起し、あなたのことを欲しくてしょうがない態度で向き合ってくれるから。いたしている時間、彼を独り占めした気分になれる。

うっかり心にもない「好きだよ」のセリフを言ってしまう男性もいます。これにヤラれる女性多数。あなたのうなじにキスしながら耳元でささやくのですから、そりゃうっとりしますよ。一時的な幸せタイム。

日常でも息をするように嘘をつく男がいますね。盛る男とか。素性詐欺男とか。ベッドでは「やりたい気持ち」しかないので、心にもない虚言がスラスラ出てくる。

いえ、男性全員ではありませんよ。誠実に「好きだよ」と言うひともいますが、お付き合い以前の男性のベッドトークを見極めるのは至難の業。さほど愛していなくとも、エッチできるのが男性です。

相談者さんは、まじめに恋愛をとらえるタイプだから、関係を持ったことで、ますますお相手に愛情一直線になっているのだと思います。気になる相手とわざといたしてしまって、相手を絡め取る戦略的女子もいます。「一発やったんだから付き合ってよ」的な。

相談者さんは、そうではない。

真面目タイプと自分でわかっているひとは、付き合ってるかどうかわからない微妙な時期に、カラダをあげてはいけません。特に相談者さん「脈がないとはっきりわかっている」って…。

冷静に思考回路を働かせましょう。『脈がない女とやっちまう男』、わたしがさきほど説明したベッドの上で心にもない嘘を付く男と同じレイヤーにいますぜ。

今、連絡がなくても、やりたい時にLINEがくるでしょう。でもって、二度、三度といたしてしまう。一度いたしたあとに連絡途絶える男が、二度三度したあとでマジメ交際に発展するか? ない。ない。ない。すっぱりあきらめて。

「ほんとうに愛してくれる彼を見つけたいなら、簡単に大事なものをあげてはいけません。ミサオを捧げてもいい一流の男か見極めよ」


三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

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三松真由美 note 恋と結婚とエッチのテーマ更新中
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