まるで地獄…PTA不倫に堕ちた「32歳人妻が待ち受ける怖ろしい展開」

文・三松真由美 — 2020.8.20
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、PTA不倫にハマった32歳人妻。その後に待ち受ける現実を知らない彼女に、さまざまな不倫を見てきた三松先生が、PTA不倫の悲惨な末路を語ります!

【レスなひとびと】vol. 86

希来里(32歳)正常な判断レスで、PTA不倫に穴落ち。不倫相手とのセックスはそりゃ気持ちいいのは当たりまえだけどさ…

自宅から車で15分。高速道路沿いのラブホテルに向かって希来里は車を走らせる。相手は父母会で一緒に役員をしているお父さん、剛志だ。

いつものホテル。お気に入りの202号。駐車場で車が一番見えづらい場所に止められる部屋だ。郊外のPTA不倫、意外に噂を聞いている。自分達だけがここにいるとは限らない。念入りに密会場所は吟味した。

剛志がバイクでやってきて、202号で合流。へんちくりんな形のバイブとローターを出してきた。

会うやいなや、熱烈キッス。時間との戦いだ。90分ぽっきりでダッシュで家に帰るのだから。

「今日は新作を試したいんだよ」

キスをしながら、小刻みに振動するトゲ付きローターを希来里の右のおっぱいの先に当てる。希来里は「はんっ」と息を荒げる。

夫の幹雄とは5年も…ない。その悔しさを埋めるかのごとく、剛志と絡み合う。

レースのピンクパンティー。脱がさないまま剛志がクリクリと刺激する。ラブジュースは泉のように湧き出る。

5年間のレスでラブジュースは枯れたと思っていたが、蘇るものなんだと実感。

「ああん、やだあ」

「じゃあ脱がしてやる。エロいパンツ履きやがって」

素早くおろすと、うにょうにょとうごめくピンク色のローターを少しづつ入り口へ押し込む。ゆっくりと抜き差しされるたび、敏感な部分が刺激され、腰から力が抜ける。腰がくだけるような快感、幹雄とは全く経験がない。剛志が平手で希来里のお尻をペチンと打つ。

「いやん」

おもちゃも野蛮な行為も剛志が初めて。今思えば、幹雄とのエッチは幼く、つまらんものだった。

剛志とは去年、ベルマーク委員のペアになった。

「ふたりで打ち合わせをしましょう」とファミレスに呼ばれたとこから始まった。

店員さんにわからないように、剛志は何度か希来里の手の甲を触った。そこで拒否すれば良かったのだが。男性に触れられるって、こんなドキドキするものだったっけ?

5年ほどセックスレスだった希来里は最後までしたい欲望に完敗。

月3回、密会する関係に。

帰宅すると、珍しく幹雄が早い時間に帰宅していてヒヤッとした。毎週木曜日は幹雄の帰りが遅い。隣に住む親の家に、子どもを行かせて「友達にアクセサリーの作り方を習う」という口実で出かけることがルーティンになっていたのだが。

「知子さんに、アクセサリー作りを習ってたのか?」

「そう」

「どんなん作ってるんだ? 見せて」

「ああ、未完成だから、知子んちに置いてあるの。できたら見せるよ。義母さんにもネックレス作ってるのよ」

内心焦りまくり、そそくさとお風呂へ。

「今日も最高によかった♡ またね」

別れたばかりの剛志に小悪魔ちゃんスタンプを送る。気分は20代OLさん。

しかし、リビングでは夫が小声で電話をかけていた。

「はい、やはり木曜日に早く帰ってみたら妻が出かけていました。来週は尾行いただき、押さえてもらえればと。慰謝料を請求して、親権を手に入れたいので。探偵さん慎重にお願いしますね」

史上最大のピンチが訪れることを、希来里はまだ知らない。


【三松さんからのコメント】

2年くらい前からPTA不倫の相談や、報告がジワジワ増加してきました。不倫をした側の言い訳は多種多様。パートナーが冷たくなり長い間セックスレスだった、こっちにその気はなかったが誘われてつい、ほんの遊びのつもりだった…など。

しかし、不倫は悪です。

向こうから誘われて不可抗力だったなどと主張しても、一度ベッドを共にしてしまったら、悪いのは穴落ちしたあなたになるのです。

PTA不倫、発覚したときは地獄を見ます。一気に周囲の目が冷たくなり、子どもさんも辛い目に合うことに。夫側の不倫を近所の人に見られ、引っ越しを余儀なくされた例もあります。

家族からの信頼、社会的信用を失いたくなければ、間違えても穴落ちせぬよう自分で防衛するしかないのです。

探偵事務所に依頼して証拠が見つかるまでの数か月は、依頼側は気づいているものの気づかないふりを貫いているケースが多いです。私は探偵事務所の方々とも勉強会をしているので、見つけたときの修羅場の実情を聞いています。

携帯を触る回数が増えた、携帯を必ず持ち歩くようになった、外出が増えた、新しい下着を買ってきた、など。どれだけ隠しても、一緒に暮らしているパートナーは変化に気づくもの。

不倫は絶対しない。不倫の前に、現在の夫婦関係の軌道修正をすること。子どもに軽蔑の目を向けられ、一生会えなくなるなどの、人生を棒に振る展開になるかもしれません。

「レスで気持ちが乱れていると、正常な判断ができなくなる。いい気持ちになりたい! 愛がほしい! と思ったなら、夫との関係を見直す時期。久しぶりに夫の股間にかぶりつけ」

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

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