SUPER JUNIORが2年ぶりの来日! 久しぶりの日本が楽しみすぎて「食べたいものリストを作りました」

文・尹 秀姫 写真・田中聖太郎 — 2022.4.6 — Page 1/2
SUPER JUNIORが約2年ぶりとなる日本公演「SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022〜Return of the KING〜」のために来日。3日間に渡る公演の中日に行われた会見の模様をレポートします!

2年ぶりに会えた! 泣いて罰金を払うことになったのは?


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左から RYEOWOOK (リョウク)、DONGHAE(ドンへ)、KYUHYUN(キュヒョン)、SIWON (シウォン)、HEECHUL (ヒチョル)、YESUNG(イェソン)、EUNHYUK (ウニョク)、LEETEUK (イトゥク)。


【ペンになってもいいですか!?】vol. 150

4月2日〜4日に渡って行われたイベントの2日目に行われた記者会見。イベント初日の感想を聞かれると、イトゥクから「昨日、涙を流したウニョクさんがお話します」と紹介されたウニョクが「実はメンバー全員、リハーサルの時から、ステージに上がった瞬間、胸がときめいてワクワクしました」と告白。「久しぶりにさいたまスーパーアリーナに来て、みんなウキウキした気持ちになりました。イベントが始まる前、ステージの下で待機していた時にメンバーと『日本に初めて来た時みたいにドキドキするね』って話してたんですよ」と語ってくれた。

さらに、イベントが始まる前に歌詞や振り付けを間違えたら罰金を払う、ということもメンバー間で決めていたそう。しかし、「ステージで歌っている時、目の前にいたELF(SUPER JUNIORのファンの名称)の方が涙を流していて、その姿を見て、僕もずっと我慢していたけど涙がこぼれてしまいました。僕は泣いたせいで歌詞を間違えてしまったので、今日は5万ウォン払わなくてはいけません(笑)」


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【SUPER JUNIOR】4/2~4 Japan Special Event 2022 ~Return of the KING~


コロナ禍でのイベント開催ということもあり、まだ観客は歓声を上げることができない状況。歓声をあげるかわりに拍手で気持ちを表現しているELFについてたずねられると、「僕たちはこれまで歓声の大きさでみなさんの反応を感じていましたが、昨日は歓声の代わりに拍手でそれを感じました。その拍手一つひとつに感動と涙と嬉しさとときめきを感じました。愛し合っている同士には会話がなくても目だけで気持ちがわかると言いますが、拍手だけで僕たちはすべてを感じることができました」とイトゥク。

さらに、「ウニョクから記者のみなさんに愛の拍手をしてもらいたいと思います」と無茶振りされたウニョクが、最初は恥ずかしそうに、ヒチョルに「弱い!」と叱られてからは大きな拍手を会見に集まったカメラマンと記者に送ってくれた。

来日後の隔離期間の過ごし方についての質問には、まっさきに隔離を終えたヒチョルが「僕はYouTubeで大好きなバンド、X JAPANやLUNA SEAなど日本のロックバンドの音楽を聴いていました。僕はみんなより3日早く隔離を終えたので、隔離しているメンバーを見ながら僕は思いっきり遊んでいました」と笑顔を見せ、日本語で「先輩!」と自慢げ。

シウォンは3泊4日の隔離期間中に本を2冊半読み終えて、ホームトレーニングをしたり、オンライン会議をしたりと充実した時間を過ごしたそう。イトゥクから隔離期間もずっと同じ髪型をキープしていたことをいじられて、「いつビデオ会議が始まるかわからないので、いつも準備万端にしていました。それにファンのために撮影することも考えて準備していたんです」とシウォンが言うと、ヒチョルも「僕もX JAPANのYouTubeを全部見ました!」と手をXの形にしながらアピールしていた。

日本でどのように過ごしたのか聞かれると、イトゥクは日本のイミグレーションで遭遇した出来事を話してくれた。「久しぶりの日本だったので日本語を忘れてしまっていて、イミグレーションで係の方に『日本語は上手ですか?』と聞かれて『日本語上手じゃないです』と言ったんですよ。でも、その言葉を聞いて日本語が上手だと思われたようで、その人は初めて聞くような日本語でペラペラと話しはじめました」。

しかしその日本語は、「コロナにかかったことはありますか?」「体温は37度以上ですか?」「隔離はホテルではなく施設でされますか?」という質問だったそうで、そのすべてに「はい」と答えていたという「笑えない出来事でした」と笑顔で語った。

さらに、「日本の食べ物が恋しくて、着いてすぐに何を食べるか計画を練りました。食べたいものリストを作りました」と明かすと、メンバーからは口々に「油そば、つけ麺、ラーメン、つるとんたん、ひつまぶし、モツ鍋、鉄板焼…」と食べ物の名前をあがった。キュヒョンは「隔離中は配達でおいしい食べ物を食べました。日本の配達もすごいですね。おいしいお店があってよかったです」と日本の食べ物を満喫した様子。

最後に、メンバーにとってSUPER JUNIORとはどんな存在か聞かれると…。

リョウク 僕はもしSUPER JUNIORじゃなかったらこんなふうに活発にミュージカルに出たり、ソロアルバムを定期的に出したりできただろうかと思います。SUPER JUNIORは僕にとってありがたい存在です。

ドンヘ 僕もメンバーみんなに感謝の気持ちを持っています。人生でSUPER JUNIORのメンバーに出会えたことが、人生で一番大きな幸せだと思っています。

イェソン 僕はいつも歌をうたうことを夢見てきた人間なのですが、メンバーは共にその夢を叶えて、一緒に歩いていく同伴者のような存在だと思っています。

イトゥク 僕にとってSUPER JUNIORは、ファンのみなさんに会わせてくれる大切な架け橋のような存在です。時が過ぎてもこのメンバーと一緒にいたいというのが僕のささやかな願いです。

ヒチョル 難しいですね。僕は職場の同僚と答えようと思っていたのに、トゥギ(イトゥク)があまりに感動的な話をしたので(苦笑)。最初はSMの契約で結ばれた関係でしたが、今は全部ほんとうに友だちです。…友だちだよね?(笑)。

ウニョク SUPER JUNIORはシルバータウンです(笑)。僕たちが年をとってもずっと一緒にやっていけるシルバータウンのような存在です。

シウォン こんな言葉があります。『SUPER JUNIORには、クレイジーになりきれない人はいても、クレイジーでない人はいない』と。だから僕にとってのSUPER JUNIORは、精神的医療施設です(笑)。

キュヒョン SUPER JUNIORはいい兄さんたちです(日本語)。

Information

公式サイト
https://superjunior-jp.net/