TOMORROW X TOGETHERが前作から3か月で超高速カムバック!

文・尹 秀姫 — 2021.8.27
5月に2ndアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』をリリースしたばかりのTOMORROW X TOGETHERが、早くも2ndアルバムの『The Chaos Chapter: FIGHT OR ESCAPE』で新たな魅力を披露。今回はリリースに先駆けてオンラインで行われたメディア・ショーケースの模様をご紹介します。

グローバルに人気急上昇中、今回のアルバムも期待を裏切らない!


ステージパフォーマンス1

左から、HUENINGKAI、TAEHYUN、SOOBIN、YEONJUN、BEOMGYU。


【ペンになってもいいですか!?】vol. 143

ショーケースには全員黒で統一した衣装をまとって登場。

HUENINGKAI 前作『The Chaos Chapter: FREEZE』は突然の世界の変化に何もできず凍ってしまった少年の物語を盛り込みましたが、今回のアルバムでは世界に立ち向かって戦う、または世界から完全に逃げ出したいと思っている少年の心について語っています。少年がこのような心に気づいたのは救いのように現れ、僕を見つけてくれた“君”に出会ったから。予測できない窮屈な現実に直面した時、その状況を打開していく方法は人によって異なると思いますが、僕たちは君とともに立ち向かう、または逃げ出すことを選んだ、ということですね。


TOMORROW X TOGETHER_HUENINGKAI_1

HUENINGKAI 2002年8月14日生まれ。


タイトル曲「LO$ER= LO♡ER」はエモポップパンクというべきジャンルの曲。ジャスティン・ビーバーやThe Weekndのプロデューサーを務めたビリー・ウォルシュをはじめ、世界的に活躍しているプロデューサー、作曲陣がアルバム制作に携わったことでも話題に。

TAEHYUN アメリカのIthaca Holdingsのスクーター・ブラウンさんが僕たちの音楽に合うプロデューサーをご紹介くださって、今回ご一緒することになりました。


TOMORROW X TOGETHER_TAEYUN_2

TAEHYUN 2002年2月5日生まれ。


ステージパフォーマンス2

また、曲のサウンドを引き立てるギターにもすごいエピソードが。

BEOMGYU スクーター・ブラウンさんがパンPDにプレゼントしてくれたギターは、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズさんが使用していたものだそうです。そのギターを使って今回、「LO$ER= LO♡ER」を作っていただきました。素晴らしいギターサウンドのおかげで、この曲がより特別になったように感じました。


TOMORROW X TOGETHER_BEOMGYU_3

BEOMGYU 2001年3月13日生まれ。


MVではメンバーそれぞれが現代を生きる等身大の少年に扮し、それぞれの現実に直面して戦ったり、逃げ出したりといった様子が描かれている。


ステージパフォーマンス3

YEONJUN 僕は銀行のATMで残高があまりなくてがっかりしていたら、すぐ横に大金がぎっしり入ったカバンを発見して、思わずカバンを持ち逃げするというシーンを撮影しました。


TOMORROW X TOGETHER_YEONJUN_3

YEONJUN 1999年9月13日生まれ。


アルバムには初のファンソング「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)」も収録。

SOOBIN 一番TOMORROW X TOGETHERらしい曲を作ろうと思って作りました。ちょっぴりユニークで子どもっぽいと思われるかもしれませんが、ある意味それが僕たちのよさだと思うし、MOA(ファンの総称)のみなさんも僕たちのそんなところを愛してくれていると思うので、僕たちの素直な気持ちを表現しようと務めました。


TOMORROW X TOGETHER_SOOBIN_1

SOOBIN 2000年12月5日生まれ リーダー。


ちなみにサブタイトルのDubaddu Wari Wariは、
「MOAのみなさんが僕たちのグループ名をちょっと違った呼び方で呼んでくれている、その名前を使わせてもらいました。MOAのみなさんが使っているのを見て、語感が面白いと思ってサブタイトルにしました」(BEOMGYU)だそう。


TOMORROW X TOGETHERグループ3

ショーケースではMV公開に続いてパフォーマンスも初披露。ロックテイストなサウンドに合わせてマイクスタンドを使ったダンスはニルヴァーナの「smells like teen spirit」などのロック・ミュージシャンのステージからインスパイアされたものだそう。振り付けはダンスというよりも感情を表現する最小限の動きにとどめ、動きを抑えた分だけ逆に内面に激しい炎を抱える少年を浮き彫りにしている。

Z世代を代表するアーティストとして、同世代から支持されているTOMORROW X TOGETHER。音楽を通じて自分たちの物語を語ることで圧倒的な共感を呼び覚ます彼らの新曲にどうぞご注目を!

(P)&(C) BIGHIT MUSIC

Information

「TOMORROW X TOGETHER」は、それぞれ違う君と僕がひとつの夢で集まって共に明日を作って行くという意味 。ひとつの夢と目標のために集まった少年たちが互いにシナジーを発揮する 明るくて元気なアイドルグループ。

https://txt-official.jp/