日本デビューを果たしたSEVENTEENがショーケースを開催! 【K-POPの沼探検】#65

文・尹 秀姫 — 2018.6.8
5月30日、日本デビューミニアルバム『WE MAKE YOU』をリリースし、待望の日本デビューを果たしたSEVENTEEN。5月30、31日の2日間に渡り、東京・豊洲PITで日本デビューショーケースが開催されました。合計4公演にそれぞれ3000人のファンが集結したショーケース、2日目昼公演の模様をレポートします!

【ペンになってもいいですか!?】vol. 65

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バーガンディ色のスーツに身を包んだSEVENTEENのメンバーがステージに登場すると、まずは「THANKS」と「CLAP」を披露。今回は初めてのスタンディング形式ということもあって、会場後方から観ていてもメンバーが近い! ステージをいっぱいまで使いつつも、いつも以上に統制の取れたダンスには、いよいよ日本デビューをしたんだというSEVENTEENの気合と覚悟を感じました。

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2曲終えたところで、あらためてメンバーがステージに登場。昨日から行われている日本デビューショーケースの感想について語ってくれました。
ディノが「今日の雰囲気はなんだか火がついたみたいです」と言うと、すかさずホシが「あっ⤴ついですか?」と聞き返し、会場も「あっ⤴ついです」と答える一幕も。CARATを巻き込んでのいつものやりとりもバッチリ決まり、ショーケースがいよいよスタートしました。

SEVENTEENの日本デビューミニアルバムのタイトルは『WE MAKE YOU』。このタイトルの意味について聞かれると、ウジが「CARATのみなさんが僕たちを日本でデビューするまでに作ってくれたじゃないですか。だから今度は僕たちがみなさんに報いたいという気持ちでこのタイトルに決めました」と語り、日本デビューの気持ちを表現してくれました。

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HIPHOPチーム、左から、ウォヌ、ミンギュ、バーノン、エスクプス。

その後はトークコーナーへ。SEVENTEENの中からランダムに選ばれたメンバーがCARATに向けて「約束」するというもので、トップバッターのバーノンから最後のジョシュアまで4人がCARATに約束をしてくれました。

バーノン 僕たち少しだけど日本語の勉強をしてきました。でもまだまだ未熟なので、次に帰ってくる時にはもっと実力が発揮できるようにがんばります。

ジョンハン 歌もダンスも、少しずつでもずっと成長していく姿を見せていきたいと思います。これからもかわいくてカッコいいジョンハンをお見せしていくことをお約束します。

ディエイト 僕はこれからもCARATと一緒にずっとずっと一緒にいたいです。そして一緒に成長していい思い出をたくさん作りたいです。

ジョシュア 僕は身体によくない食べ物をたくさん食べちゃうんです、好きなので。よくない習慣だと思うので、よくない食べ物を少し控えて、身体にいいものを食べようと思います。

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パフォーマンスチーム、左から、ディノ、ディエイト、ジュン、ホシ。

スングァン 具体的には何を控えるつもりですか?

ジョシュア お菓子とチョコレートとハンバーガーとポテトチップスかな?

スングァン コーラは?

ジョシュア ……(無言で否定)

スングァン ジョシュア兄さんはコーラが本当に大好きなんです! 楽屋にコーラがあったら5、6本持って帰るんですよ。後で飲もうと思って(笑)。

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ボーカルチーム、左から、スングァン、ジョンハン、ウジ、ジョシュア、ドギョム。

ここからは再びライブコーナーへ。

次はユニット別ステージということで、HIPHOPチームが「Lean On Me -Japanese ver.-」、パフォーマンスチームが「HIGHLIGHT -Japanese ver.-」、そしてボーカルチームが「20 -Japanese ver.-」を披露。最後には全員集まっての「Love Letter -Japanese ver.-」まで、すべて日本語バージョンで披露してくれました。

そして再びトークコーナー。今回は日本デビューを記念して、この場を借りて今まで言えなかったことを明かす「願い」を告白することに。まず指名されたドギョムは願いを伝えたい相手にディノを指名。

ドギョム 普段からディノを誇らしく思ってるし、弟だけど尊敬してる。でもひとつ問題があるとしたら、がんばっているのに自分を低く見ちゃうところがあるんだよね。だから自分を卑下せず、自信を持ってやれば、もっとカッコいいディノになれると思う。

このあたたかいメッセージに、CARATも感動! そしてディノの目にもうっすらと涙が…。最後はハグでおたがいの気持ちを交感していました。

そして昨日のショーケースでジョンハンが指名したエスクプスが、今日は相手にジョンハンを指名。「弟たちの悩み相談は聞いてあげるくせに、なんで僕の話は聞いてくれないの?」とエスクプスが拗ねたように言うと、ジョンハンは、「違うよ! 話をしてくれたら聞くよ」と慌てたように返答。

エスクプス 僕が一緒に何かやろうって言ってもやってくれないじゃん。

ジョンハン 一回付き合うと朝の5時までごはんに付き合わされるからだよ!

まるで漫才のようなやりとりが続き、最後にはエスクプスが「とにかく、永遠に僕の片割れでいてね」という心あたたまる言葉で終わりました。

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感動的なトークの後には、いよいよ日本デビュー曲「CALL CALL CALL!」の披露。まずはMVが上映され、MVと同じ衣装に着替えたメンバーがステージに登場すると、「CALL CALL CALL!」の生ステージへ。会場を埋め尽くしたCARATたちのコールにも後押しされたのか、この日いちばんの熱気の中、バツグンのパフォーマンスを見せてくれました。

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鳴り止まないアンコールに応えてステージに再び表れたSEVENTEEN。

『WE MAKE YOU』がオリコンアルバムランキングのデイリー2位を獲得したことを聞くと、メンバーも大喜び。「こんなふうに良いスタートを切ることができてうれしいです。これからもがんばっていきます」(ディエイト)とCARATに向けて感謝の気持ちを伝えていました。

ジョシュアは気持ちを伝えるために、「僕に時間を止められる能力があればいいのに」という日本語のメッセージをアルファベットで書いたメモを用意。「じゃあ時間を止めてみようか」という提案で、メンバーだけでなく会場のCARATも身動きせず、時を止めるという即興コント(?)が繰り広げられました。

アンコール曲は「今日はみなさんに、とってもヒーリングされたので」(ジョシュア)ということで、「Healing -Japanese & Korean ver.-」で明るくお別れ。今後の日本での活動をあたたかく見守りたい気持ちになったショーケースでした。

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ショーケースの後にはマスコミ向け記者会見も行われましたが、その中でホシによる「CALL CALL CALL!」のダンスのポイント解説も。

ホシ 電話をするポーズがあるのですが、普通は親指と小指だけを立てて表現すると思うんですけど、僕たちはSEVENTEENのシグニチャーポーズである親指と人差指を立てて電話を表現しています。

日本で好きなアーティストは? という質問にはスングァンが練習生時代から好きで歌っていたという徳永英明の「レイニーブルー」を一節、歌ってみせてくれるといううれしいサプライズも。

さらに、日本での目標をたずねられたエスクプスは「もっと広いステージで、たくさんのCARATのみなさんと時間を共にしたいと思っています。いつか絶対に東京ドームに行きたいです!」と明るく宣言。その夢が叶う日を心待ちにしたいと思います!

ETLIST
1. THANKS
2. CLAP
3. Lean On Me -Japanese ver.-
4. HIGHLIGHT -Japanese ver.-
5. 20 -Japanese ver.-
6. Love Letter -Japanese ver.-
7. CALL CALL CALL!
8. Healing -Japanese & Korean ver.-

Information

「anan特別編集 SEVENTEEN FINALLY IN JAPAN! セブンティーンスペシャルブック」

https://magazineworld.jp/books/paper/5293/

SEVENTEEN Japan official site
http://seventeen-17.jp/


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