日本デビューを果たしたTWICEの初単独公演レポ!【K-POPの沼探検】#32

文・菅野綾子写真・田中聖太郎 — 2017.7.6

2015年10月に韓国デビューしたTWICEは、日本人メンバー3人、China-Tainanメンバー1人を含む、平均年齢19歳の9人組ガールズグループ。動画再生回数は6.5億回を超えるなど、その人気は韓国だけに留まらず、世界中に飛び火。『TT』のサビ部分で披露されるキャッチーな振り付け “TTポーズ” は、日本のテレビや雑誌でも取り上げられるほど話題になりました。

【ペンになってもいいですか！？】vol. 32

ONCEとTWICEの熱気と興奮がスゴイ！

そんなTWICEが、ついに6月28日ベストアルバム『♯TWICE』で日本デビュー！すでに日本を含む9つの国と地域のiTunes総合アルバムランキングで1位を記録、オリコンデイリーアルバムランキング（7/1,2,3付）3日連続で1位を獲得するなど、デビューアルバムとは思えないほど大ヒット中。

今回ananwebは、7月2日（日）に東京第一体育館で行われた日本初となる単独公演「TWICE DEBUT SHOWCACE “Touchdown in JAPAN”」の第1部に潜入。ONCE（ファンの総称）たちの熱気に包まれたライブの模様をお届けします！

この招待イベント、当初は1回のみのはずでしたが、応募が殺到し急遽2回の公演に。1日2回公演で合計1万5千人のファンが集まりました。

会場について一番驚いたのは、ONCEの層の広さ！　男女比はほぼ半々、そして子供から大人まで、幅広い年代から支持されているのがわかりました。（さすが!!）

TWICE公式ペンライト “CANDY BONG” が客席のいたるところでカラフルに煌めくなか、ONCEたちの興奮をあおるようにオープニング映像がスタート。メインステージに設けられた扉が開くと、モノトーンのスポーティなコーディネートにオレンジのスタジャンを羽織ったメンバーが『TouchDown』に合わせて登場！　会場中が大歓声に包まれました。

続けて『Like OOH-AHH-Japanese ver.-』を歌いあげると、『CHEER UP-Japanese ver.-』の途中でメンバー全員がセンターステージへ。客席との距離がぐっと近くなり、ONCEのボルテージもますますヒートアップ！

ここで1回目のMCタイムに突入。メンバーひとりひとりの自己紹介が始まると、ONCEたちは思い思いに推しメンの名前を叫んでいました。日本でもすでに話題の楽曲『TT』の話に及ぶと、ポイントとなる「やめて！やめて！」の部分の振りのお手本をジョンヨンが披露するひと幕も。あまりのかわいらしさに、会場中が沸いていました！

『JELLY JELLY』『KNOCK KNOCK-Japanese ver.-』を歌い終えると、K-POPライブのお楽しみ、VTRタイムがスタート。サナと散歩をしたり、ミナとお菓子作りをしたり、メンバーひとりひとりと楽しいひとときを過ごすペンの夢を表現した映像に、ONCEたちもほっこりしていました。

VTRが終わると、白×ネイビーを基調としたガーリーな衣装に着替えたメンバーが再び登場。『ONE IN A MILLION』を披露し、そのまま2回目のMCタイムに突入しました。話題は、日本の印象や日本でしてみたいこと。「日本のやきとりが大好きです！」（ツウィ）。「渋谷109に行ったら、かわいい服があって楽しかったです！」（ジヒョ）。「日本人メンバー3人の実家に遊びに行ってみたい！」（ジョンヨン）。「みんなで温泉に行ってみたい」（ナヨン）。モモは今日このステージに立った感想を聞かれると、キュートな関西弁で「ドキドキしすぎて昨日は眠れなかった」とコメントしていました。

トーク中、ジョンヨンが「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ。あわせてぴょこぴょこみ（む）ぴょこぴょこ」と練習してきた日本語の早口言葉を披露すると、そのほかのメンバーも新しく覚えた日本語を発表する展開に。
ジヒョ　上がりま〜す！　下がりま〜す！
ツウィ　ひつじメェ〜メェ〜！　ぶたブヒブヒ！
ダヒョン　これは人差し指です。そして、これは…、お父さん？　お母さん？　あ、親指です！　なぜなら、（この２本で）TT（ポーズ）です〜！
ナヨン　ナヨンちゃんおなかぺこぺこ。and もっと盛り上がってよ！
ジョンヨン　メロンパン売り切れです。私はメロンパン大好き
チェヨン　私は勇気があります。モモちゃん勇気がない〜。
と、つたない日本語がとにかくかわいすぎて悶絶!!　会場中から「かわいい!!」「ファイティーン!!」などの声が飛び交っていました。

最後に、日本のペンの間でもとくに有名な『SIGNAL-Japanese ver-.』『TT-Japanese ver.-』の2曲を披露し、ライブは終了。

しかし、ONCEたちから「アンコール！」の声がかかり始めると、ステージ上のスクリーンに今回のショーケースのメイキング映像が。そして、ピンク色のライブTシャツに着替えたメンバーがONCEの期待に応えて再び登場！　『Like OOH-AHH』『CHEER UP』『TT』『KNOCK KNOCK』『SIGNAL』の韓国語バージョンのスペシャルメドレーを披露しました。