CNBLUE、春の全国ツアーが大盛況のうちに終幕! 【K-POPの沼探検】#31

文・尹秀姫 — 2017.6.23

今年で日本デビュー7周年、11枚目のシングル「SHAKE」をリリースしたばかりのCNBLUEの全国ツアー「SPRING LIVE 2017～Shake! Shake!～」の公演初日が、5月17日の日本武道館より幕を開けました。

【ペンになってもいいですか！？】vol. 31

5度目の武道館は回転するセンターステージ！

今回のツアーの特徴はなんといっても各会場2日間行われる公演のセットリストが大幅に異なること。1日めは “Upside down”、2日めは “Leftside right” と銘打ち、両日会場に足を運ぶファンにはうれしい構成になっています。

さらに、ツアー初日が行われた日本武道館には、後輩にあたるSF9がオープニングアクトとして登場。「Easy Love」と「Fanfare」の2曲を披露し、先輩のライブに華を添えてくれました。

「Between Us」でパワフルに始まったライブは、「Radio」「Puzzle」「I’m Sorry」とのっけからフルスロットル。まだライブ序盤にもかかわらず、ステージを縦横無尽に駆け巡るヨンファはすでに汗だく！　「はじまりからずっと走りました。これがライブだと思います！」と叫ぶと、客席からは大きな歓声が。そして「今回は久しぶりのセンターステージ。やっぱり僕たちにはセンターステージがよく似合う」という言葉どおり、今回の武道館は「今日は360度どこからも全部前！」（ジョンシン）。さらにセンターステージが360度回転するので、ステージを走り回るヨンファは「ずっと走ってると、何度も同じ人を見ることになって混乱しました（笑）」と、笑いながら語っていました。

ヨンファ　1989年6月22日生まれ。ボーカル、ギター担当

ジョンヒョン　1990年5月15日生まれ。ボーカル、ギター担当

ライブ中盤にもさしかかり、ジョンシンが「次の曲は僕のニックネームですね」と次の曲を紹介すると、ヨンファが「肉ネーム？　牛丼？」ととぼけるひと幕も。相変わらずのダジャレ炸裂にファンも大笑いでしたが、「Angel」のイントロがはじまると、客席が一気にざわつきます。それもそのはず、この曲をライブで披露するのは今回が初めて。「8年間ライブをやり続けて、CNBLUEのライブはいつもセトリが一緒だと言われるので」（ジョンシン）と、ファンの意見を参考にして、今回のツアーは2日間セットリストが異なるものにしようと決まったそう。ファンを思う気持ちはセットリストだけではなくライブにも表れていて、身動きが取れないドラムのミンヒョク以外、ステージをよく走り、よく動き、よく喋り、360度すべてのファンに近づこうとする心意気が感じられました。

ミンヒョク　1991年6月28日生まれ。ドラム担当

ジョンシン　1991年9月15日生まれ。ベース担当

本編ラストは今回のツアー直前にリリースされたシングル「SHAKE」。ステージにダンサーが登場し、客席もメンバーも一緒になって楽しく踊るはず、だったのですが、「リハではできたんだけど、いざライブになったら全然できなかった（笑）」（ヨンファ）とのことで、急きょアンコールのMCでダンスを披露することに。アンコール後半ではヨンファが客席にウェイブを呼びかけ、アリーナから2階席までが一体になったビッグウェイブを見事に実現。最後には「みなさんと一緒に歌いたいです」と語りかけて歌いだした「Glory Days」で「SPRING LIVE 2017～Shake! Shake!～」ツアー初日は無事終了しました。

そして2017年8月9日にジョン・ヨンファさんの2ndソロアルバム「Summer Calling」発売決定！
さらにアルバムを引っ提げて、JUNG YONG HWA JAPAN CONCERT 2017 “Summer Calling”も決定しています！