コンビニで夏バテ解消! 安くて身近な「夏バテ解消食材」&手抜きレシピ #6

マンガ・文 崎田ミナ — 2019.8.15
長〜い梅雨が明けたと思えば、容赦のない猛暑や異常気象……。冷房ガンガン&冷たいものゴクゴクと、体を酷使していませんか? 長年夏バテに悩まされるイラストレーター・崎田ミナ(作者)が、身を張って体をメンテナンス!「とにかくスタミナつければいいのでは?」からもう一歩理解を深めるための、やさしい夏バテ講座の始まりです!!

【がんばらない!体メンテ】vol. 6

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夏にヨワヨワの作者・崎田です。“夏バテ解消食材”と聞いて「これをたくさん食べておけば良くなるに違いない!」と、ついまとめ買いしてしまう人も多いのではないでしょうか。私もボーッとしながら「ばかり食べ」をしていた記憶が……。

“夏バテ解消食材”にも、摂り方に諸注意がありました! そして、うなぎやレバーの他にも、かなり身近な食べ物で「夏バテ・栄養対策」が充分にできたのです!

管理栄養士の大柳珠美先生に取材して、貴重なお話をたくさん聞いてきました!

夏バテ対策食材・特別編!!

今回は保存版です。


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「甘いものをひたすら食べていれば、パワーが出るはず!」と思い込んでいた作者でしたが、逆でした……。

そして夏バテのときにやりがちな「そうめんだけ食べる」などは、実は夏バテを助長してしまうそうです! そうめん、ざるそば、うどん、パン、お茶漬け、おにぎり“だけ”を食べるのは、糖質の単体摂取になってしまいます。ビタミン不足になりフラフラしてしまい“夏太り”にも……! 

糖質をエネルギーにするには「ビタミンB1」が必要。ビタミンB1がないとエネルギーに変わらず、乳酸などの“疲労物質”に変わって溜まってしまい疲れやすくなるそうです。「ビタミンB1」は豚肉、魚介類、大豆製品に豊富です!


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お酒やスイーツが好きな人は、マグネシウムとカリウムが失われやすいそうです。夏バテを避けるためには、お酒やスイーツをなるべく少なめにして「マグネシウムとカリウムたっぷりの食材」をおつまみやおかず、おやつにすることが大事!


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コンビニやスーパーで「安い&お手軽」な食材を調達! 気づいたら食べるだけ!


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こちらは実践前にさっそく夏風邪をひいた作者が食べていた「てぬき飯」。いつもは薬で無理やり治そうとして、結局胃もたれが長引くパターン(涙)。先生のアドバイスを元に食べていたら、胃の調子もスッと良くなり早めに復活しました!

夏バテや夏風邪は、免疫力の低下・栄養不足が原因のひとつ。ジャンクフードや甘い炭酸飲料を控えつつ「タンパク質と食物繊維を含む食べ物」で栄養を摂ることが、夏をのりきる食事! 私も先生の教えを心に刻みました。まずは食材選びを変えて、夏に強い体づくりを目指しましょう!

次回のテーマは「睡眠」。目覚めスッキリを目指して作者と夫Kが実践していきます。
お楽しみに……!

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https://ananweb.jp/column/karadamente/

※1歳未満の乳児には、「はちみつ」を与えないでください。
※腎臓病など腎臓の疾病をお持ちの方は、「カリウム」の摂取量は主治医に相談ください。

Information

監修プロフィール

大柳珠美(おおやなぎ・たまみ)
管理栄養士。2006年より糖質制限食、栄養療法を専門に自身でも実践。ひめのともみクリニック(心療内科、内科)、水道橋メディカルクリニック(肥満外来)で栄養指導を担当。投薬に頼り過ぎない治療をサポート。
著書に『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春出版社)、『話題のやせ食材で糖質オフ』(学研プラス)など多数。

作者プロフィール

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崎田ミナ(さきた・みな)
イラストレーター、漫画家。1978年 群馬県生まれ。ヨガ通いによって、長年のうつ病を克服。
著書に、シリーズ累計35万部のベストセラー『自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ』『自律神経どこでもリセット!も~っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)、16万部突破の『職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ』(MdN)。

【Twitter】@sakitamina
【HP】http://sakitamina.tumblr.com

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