川津明日香、鈴木仁との初キスシーンに「ドキドキしています」

写真・山本嵩 文・田嶋真理 — 2022.4.7 — Page 1/2
今回、ご紹介するのは、ドラマ『モトカレ←リトライ』。中学時代のハツカレとの失恋を引きずった女の子が、パーフェクトに成長したイケメンなモトカレと再会したことからはじまる、やりなおし系ラブストーリーです。本作にダブル主演する、鈴木仁さんと川津明日香さんにお話をうかがいました。

「ふたりの恋をぜひ応援していただきたいです」


鈴木仁  川津明日香

【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 104

『モトカレ←リトライ』の原作は、2015年から2017年まで小学館『月刊Cheese!』にて連載され、累計発行部数110万部超えの人気を博した、華谷艶氏による同名コミックです。

忘れられないハツカレと失恋のトラウマを引きずったまま大学生になった蜜(みつ)は、大学に入って新しい恋をしようと思っていた矢先に、隣の部屋の住人が、モトカレの楓(かえで)だと知ります。

別れてから5年が経ち、洗練された大人になった楓。当時のままの優しい笑顔が、甘酸っぱい恋の記憶を呼び起こします。ところが、楓の部屋にはモトカノだという仁菜の姿が。

さらに、楓の親友・和葉が蜜に惹かれて猛アプローチ! 蜜と楓が繰り広げる恋の行方に引き込まれます。

蜜役は、『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日/2020年)でヒロイン・須藤芽依を演じて注目を集めた川津明日香さん。

モトカレ・楓役は、『消えた初恋』(テレビ朝日/2021年)で主人公の親友で、ちょっぴりチャラいお調子者役が好評だった鈴木仁さん。

楓の親友・山下和葉を5人組ボーカルダンスユニットM!LKのメンバーで、俳優としても活躍する吉田仁人さんが演じています。


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ーー原作を読んだときのお気持ちを教えてください。

川津さん こんなにまっすぐでかわいい世界があるのかと思いました。理由があって、ふたりが惹かれ合い、そんなふたりを友だちが応援するという、爽快感がある漫画でした。蜜役に決まってうれしかったですし、原作をどのように実写で再現するのか、ワクワクしました。

鈴木さん ふたりが隣人同士として再会するという状況はレアですが、ふたりが抱く忘れられない想いは素敵だなと思いました。ふたりの恋に勇気づけられて、もう一度行動を起こす方もいらっしゃるかもしれないと思いました。

これまでに、高校生の役を演じたことは何度もありましたが、今回は実年齢の22歳に近い大学生役なので、このタイミングで演じることができて良かったです。

中高生と大学生の恋愛は少し違いますから、今回、どういうふうに役と向き合い、作品として残していこうかといろいろと考えました。


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ーーどのように演じていきたいですか?

川津さん 原作の蜜の表情や、大事にしている部分を表現していきたいと思います。

鈴木さん 監督は、キャラクター同士のリアルな会話劇を大切にしたいとおっしゃっていました。それぞれの人物像を頭に入れながら、そこから生まれる会話を丁寧に演じていきたいと思います。

ーーこの作品で新たな挑戦は?

川津さん これまでの作品で、キスシーンを演じたことがなくて。今回、キスシーンが予定されているので、どういうシーンになるのかなとドキドキしています。

ーー鈴木さんはキスシーンの経験はありますよね?

鈴木さん ありますね。

ーーそれでは、川津さんは鈴木先生から、キスシーンの極意を学べますね。

川津さん そうですね(笑)。

鈴木さん ちょっと待ってください(笑)。


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ーー鈴木さん演じる楓は、恋愛以外ならなんでも器用にこなすイケメンだけれど、嫉妬深く心配性という役どころですが、ご自身に似ているところは?

鈴木さん パーフェクトなところ……ではなく(笑)、男友だちに対する立ち回りや蜜に対する想いや、平常心をうまく出せるテンション感が似ていると思いました。楓の、抜けたかわいらしい感じは、これからの撮影で出していけたらと思います。

ーー川津さん演じる蜜は、愛されキャラの妄想女子です。共感するところはありましたか?

川津さん 蜜の性格の明るさや、何かあったら友だちに相談するところは自分に近いと思い、すんなり役が入ってきました。

ーーおふたりは初共演だそうですね。お互いの印象について教えてください。

鈴木さん 同い年ということもあって、とてもフランクに話せる方だなと思いました。

川津さん お会いする前の勝手なイメージはクールで寡黙というものでした。そういう方だったら、どう接したら良いのかなと思っていましたが、実際は自然に話しかけていただける方で良かったです。

ーー最後に、本作ならではの魅力を教えてください。

鈴木さん 一度付き合って別れた仲だからこその気まずさはあるけれど、隠しきれない、あふれ出てくる想いがあるというところが魅力だと思います。

川津さん 友だち同士で話をしているときに、モトカレの名前が出た経験を持つ方はいらっしゃると思います。蜜と楓が、すれ違いながらもお互いをつなぎとめようとして成長する姿はとても微笑ましいので、ふたりの恋をぜひ応援していただきたいです。


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インタビューのこぼれ話

本作にちなんで、おふたりにやり直したい過去を聞いてみました。「中学生の頃は、気になる先輩がいても、何らかの接点がないと自分から声をかけることができませんでした。思い切って声を掛けていたら、楽しい想い出ができたかもしれません」(川津さん)。「男子にありがちだと思うのですが、僕は中学生の頃、男子は黙っているほうがかっこいいと思っていて。話をしないから、女子から怖い人だと思われていたと思います。その経験があって、現在の僕がいるので、過去を変えたい気持ちはありませんが、もう少し普通に女子と会話をしてみたかったです(笑)」(鈴木さん)。

Information

【メディア提供用】motokareretry_poster_B2

『モトカレ←リトライ』
MBSにて、4月7日放送開始 毎週木曜24:59~ ※初回4月7日は、25:29~
テレビ神奈川にて、4月7日放送開始 毎週木曜23:00~
チバテレにて、4月8日放送開始 毎週金曜23:00~
テレ玉にて、4月14日放送開始 毎週木曜23:30~
とちテレにて、4月14日放送開始 毎週木曜22:30~
群馬テレビにて、4月14日放送開始 毎週木曜23:30~

出演:鈴木仁、川津明日香
吉田仁人(M!LK)、中村里帆、えなこ
本多力、眞島秀和
原作:華谷 艶『モトカレ←リトライ』(小学館『Cheese!フラワーコミックス』刊)
©華谷 艶・小学館/「モトカレ←リトライ」製作委員会・MBS
公式サイト:https://www.mbs.jp/motokare-retry/

写真・山本嵩 文・田嶋真理