『あのコの、トリコ。』吉沢亮、「好きな女の子に合わせます」
【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 14
実生活とは真逆の地味な男子役で新境地を開拓!
『あのコの、トリコ。』はスーパースターを夢見る幼なじみ3人、頼(より)、雫(しずく)、昴(すばる)が織りなすラブストーリー。吉沢さんはこれまでのキャリア史上最高に地味で冴えないメガネ男子に扮し、新境地を開拓。さらには、大好きな “あのコ” 雫のためにかっこよく変貌し、スーパースターに成長していく姿を魅力全開で体現。そのギャップで、観るものすべてをトリコにしていまいます!
ーー完璧なルックスと演技力を兼ね備えた吉沢さんに、“地味で冴えないメガネ男子” という役は一番遠いものに思えます。演じる前の準備としては何を?
吉沢さん 原作と台本を読み込みました。バッグの持ち方などの細かい部分の動きは、撮影に入ってから生まれたものです。
ーープライベートでメガネをかけますか?
吉沢さん いまのところ、目は悪くなくて。役として必要性があればかけます。
ーーメガネをはずした頼に、雫がギャップ萌えをするシーンは新鮮に感じましたか?
吉沢さん 新鮮に感じましたし、実際にそういう経験もあったので、共感できました。
ーー吉沢さんご自身も女の子がメガネを取った瞬間にドキっとした経験があるんですね!
吉沢さん メガネを取った瞬間、印象が変わって、「あっ」と思うことはよくあります。
ーーこの記事を読んだ後、女の子たちが一斉にメガネを買いに走るかもしれません(笑)
吉沢さん (笑)。
ーー同じ夢を持ち、同じ女の子・雫に恋する頼と昴は良きライバルです。吉沢さんに、ライバルと呼べる存在の方は?
吉沢さん 頼のような、一瞬でスターへと駆け上がっていく方に憧れたこともありましたが、特定の方はいません。
ーー同じ時期にデビューした人たちが売れていく姿を見て、焦りを感じたことは?
吉沢さん あります。
ーーその焦りの気持ちはどのようにして克服したのですか?
吉沢さん もういいやと開き直った瞬間にいろいろなことが楽になりました。
ーー超売れっ子俳優の吉沢さんにそのような時期があったとは!
吉沢さん いやいや、開き直って良かったのかなと思っています。
ーー頼が、雫のためにかっこよく変貌していく姿はとても素敵でした。すでに完璧なルックスの吉沢さんでも、好きな女の子のために頑張って努力しようとしますか?
吉沢さん 頑張るというより、好きな女の子に合わせます。
ーー素晴らしい気遣いですね。
吉沢さん 気遣いではなく、自然にそうしたくなるんです。
ーー頼は雫が落ち込んでいるとき、着ぐるみ姿で励ましますが、吉沢さんはどういう方法で励ましますか?
吉沢さん 着ぐるみ姿にはなりませんが(笑)、テンションは頼に近いと思います。真剣に励まそうとすると照れ臭くなるので、冗談交じりで助けたいという気持ちを表現したり。
ーー着ぐるみ姿のシーンは照れずに演じることができましたか?
吉沢さん 少し恥ずかしかったです。ただ、そういう気持ちを少しでも出したらものすごく寒いシーンになると思い、頑張りました。
ーーということは、着ぐるみでお顔が隠れていますが、“中の人” も吉沢さんだったんですね!
吉沢さん はい。
ーー頼を演じたことで、ご自身の高校生活を思い出しましたか?
吉沢さん 僕の高校生活はこんなにキラキラしていなかったので(笑)。
ーー毎日、吉沢さんのもとにかわいい女の子たちが集まっているような、キラキラした高校生活を想像していました。
吉沢さん 全くそんなことはありませんでした!
ーー卒業式でボタンが全部なくなった、なんてことは?
吉沢さん 中学生の頃は、全部のボタンがなくなったので、女の子に学ランまであげてしまいました。高校生になったら、全くモテなくなりました。
ーーあまりにも美し過ぎて、近寄りがたいと思われたのでは?
吉沢さん そう思っておきます(笑)。
ーーこの映画のような、江の島デートの経験は?
吉沢さん 僕は昼間よりも夜の海が好きで。みんなで、夜の江の島の海辺で花火をしたことはあります。
ーー2018年は出演映画が8本も公開されます。今後、やってみたい役は?
吉沢さん 最近、漫画原作の役をやらせていただくことが多いので、次はオリジナル作品で普通の男の役を演じてみたいですね。
インタビューのこぼれ話
最近の吉沢さんが “トリコ” になっているのは、クワガタが戦う動画を観ることなんだそう。多忙を極める吉沢さんですが、クワガタを眺めているときだけは少年の気持ちに戻るのかもしれません!
Information
『あのコの、トリコ。』
10月5日(金)より、全国公開
出演:吉沢 亮、新木優子、杉野遥亮ほか
配給:ショウゲート
主題歌:Nissy『トリコ』https://avex.jp/nissy/
公式サイト:http://toriko-movie.jp/
©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会
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