【フライデーの袋とじにも!】18kg痩せた元グラドルがセミヌードに挑戦

文・小阪有花 — 2017.5.30
フライデー編集者からセミヌードを条件とした自伝本出版のオファーを受けた筆者・小阪。ファスティングダイエットで18kgを減量し、グラドル現役時代と同様のプロポーションを取り戻せた小阪は、意を決して撮影に挑む。

【グラドルから保育園へ】vol. 57

恥じらいよりも自信が勝ったセミヌード

全てを捨ててまで行なった撮影はあっけなく終わった。撮影は約三年ぶりで、緊張したり戸惑ったりするのかと思っていたが、一度得た感覚はすぐに取り戻すことができた。セミヌードも、取り戻すことができた体型への自信が恥じらいをうわまわり、撮影はテンポよく行われた。撮影が終わり、本の発売日が近づいていく。同時に、フライデーの合併号の袋とじも決まり、世の中に出る準備が進んでいた。

セミヌードが発売されてから仕事を辞めるのは遅すぎるので、退職することを職場に告げにいく。芸能をやめてから、保育園に勤め、自分の存在がバレるたびに肩身が狭くなり辞めていくなか、やっと自分の過去の職業を理解してもらえたうえで働けた場所。そんな場所を離れるのは、やはり心細さも感じる。しかし、今の自分の居場所はここではない。どうせ一度離れるなら、今度はもっと、自分だからできる事に挑戦しようと心に誓うことで自分を納得させた。

今度自分が子どもの仕事をするときは、言われたことしかできない環境ではなく、自分だからできることをしたい。そんなことを考えることで、ここから離れる寂しさを少しでも和らげようとする。ここの保育園とはさようなら。だけど、自分はまた子どもの仕事をするだろう。なんとなくだが、そんな気がする。だから、私は今自分がやりたいと思うことをするんだ。お世話になった園長にお礼を告げ、新しい道へと進む。この時の私は、未来に対して不安しかなかったが、それでも、今与えられたチャンスに全てをささげた。

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こさか ゆか/保育園プロデューサー
ただいま長年の夢だった絵本作家になるため、クラウドファンディング(12月28日まで)に挑戦中です。テーマは「子どもの心に寄り添える絵本を作りたい」。ご支援よろしくお願いいたします。 https://faavo.jp/tokyo23/project/3316 リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。


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