シルクのようなコートが自慢です…イケメン猫さまのワイルドな一面とは

取材、文・Manabu Matsunaga — 2022.12.24
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第90回目はサイベリアンのフィリベール(Philibert)さま。

名前の由来に誇りをもつ猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.90
猫さまの話をもっと聞かせて! 

フィリベールさまは4歳になる男性猫さまです。


猫 保護猫 フランス

私の名前はフィリベールです。飼い主は私の名前にこだわりました。飼い主がとても好きな、サン・フィリベールという壮大で千年の歴史がある修道院にちなんでいます。幼い頃から何度もこの修道院を訪れましたが、新しい場所を発見したり、人里離れた道を歩いたり、丘を上ったり、ブドウ園の真ん中に行ったりするなど、冒険を味わうことができました。これこそ私の好きな日曜日の散歩です。リードをつけて冒険者として歩く方法もあるのです。このようにして、冒険の範囲を広げることができました。
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自然の中を散歩するのが大好きで、リードをつけていろいろなところを歩きます。もちろん飼い主との旅行も大好きです。森に行ったり、川や海はもちろん、農家に牛を見にいったり。雪の日の散歩も悪くありません。もちろん、家の中も大好きです。ソファでくつろいだり、窓越しに鳥を眺めたり…。
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人からは親切でハンサムと言われます。私は幸せな猫で、飼い主に甘やかされていて幸運です。4本足の同胞全員に、私と同じ幸運を祈っています。だから、私にとって、動物保護について発言し、支援することは重要なことなのです。
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私のコートがシルクのように美しいのは、バランスの取れた食事のおかげです。私は自分のニーズに合った高品質の製品を食べています。飼い主は私のお皿の中身にとても気を配ってくれています。
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私は、新しいテクノロジーを高く評価する現代の猫ですが、まだスマートフォンを持っていません。でも、道に迷ったときに見つけてもらったり、飼い主が仕事で遅く帰宅するときに何か食べものを用意する新しいツールを試すのが好きです。
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最後に、私は何よりも「メイド・イン・フランス」を好みます。それはいつも私のお気に入りの選択肢であり続けます。
飼い主から見たフィリベールさまとは?

私たちはブルゴーニュの一軒家に住んでいます。私は美容師なので、フィリベールのロン毛をいつも天然素材でできたブラシでブラッシングしています。


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毎日が素晴らしい瞬間ですが、本当に素晴らしい思い出は、彼と一緒に休暇の旅行に行ったことです。そこではいつも私はとても幸せでした。
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少し前に、弟分のルーファスが幸せを広げるために我が家にやって来ました。クリーム色のマンチカンであるルーファスは、小さくて足が短いという特徴があります。彼はいつもいたずらです! 私たちは、猫の兄弟の素晴らしいデュオを発見しました。リードをつないで歩くのが本当は好きではなくても、フィリベールについてきます。幸いなことに、彼はバックパックが大好きです! これからはみんなで行く新たな冒険が待っています。
――旅好きなフィリベールさまの様子が伝わってきます。次の行き先はどこでしょう。たくさん冒険できるフィリベールさまは飼い主と息がピッタリで、今日も散歩を楽しんでいるのでしょうね。

取材、文・松永学