幸運としか思えません…迷子になった猫さまが自宅に帰れた理由

取材、文・Manabu Matsunaga — 2022.11.19
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第79回目は黒猫のプチシャ(Petit chat)さま。

脱走したことがある猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.79
猫の話をもっと聞かせて! 
プチシャさまは8歳の女性猫さま。


猫 保護猫 フランス 黒猫

私は赤ちゃんの頃、箱に入れられて道端に捨てられていました。シェルターに連れて行かれ、養子縁組予備軍になりました。今はパリの素敵なアパートに住んでいます。大きなバルコニーが2つあるので、気分転換に少しでも外に出られてとても気に入っています。
猫 保護猫 フランス 黒猫

午前中はずっと寝ていて、午後早いうちに起き出します。午後は飼い主に甘え、夕方になると活動的に振る舞い、走り回り、ぬいぐるみのネズミで遊んでいます! お気に入りの場所は飼い主の寝床。べったりくっついています。物静かで愚かなことは何もしないので、お利口猫さまと呼ばれています。
猫 保護猫 フランス 黒猫


飼い主から見たプチシャさまとは?
猫 保護猫 フランス 黒猫

私たちは、以前から保護猫を引き取りたいと思っていました。最初の出会いは信じられないほどでした。彼女は、初めての夜から私たちと一緒に寝てくれたのです。一度脱走(迷子)したことがあり、見つかるまでの24時間、私たちは本当に元気がなく意気消沈していました。幸運なことに、プチシャのネックレスを見た、あるレストランのかたが知らせてくれました。この店からいい匂いがしていたのでしょうか?
猫 保護猫 フランス 黒猫

プチシャと一緒に暮らすようになって、彼女が私たちをとても愛してくれていることがわかり、それが私たちをとても幸せにしてくれます。彼女は掃除機が嫌いなので、私たちが家事の頻度を減らすことを望んでいます。助かるような、困るような…。 毎日私たちにたくさんの愛と喜びをもたらしてくれる存在です! 物事がうまくいかない日もそばにいてくれて私たちをいついも励ましてくれるのです!

取材、文・松永学