初めて愛情を感じました…安心できる場所を得た猫さまたちの幸せな日々

取材、文・Manabu Matsunaga — 2022.11.13
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第78回目はヨーロピアンタイガーキャットのエヴィ(Evy)さまと、キジブチのニアル(Nihal)さま。

保護協会で出会った猫さまたちの物語

【フレンチ猫さま】vol.78
猫さまの話をもっと聞かせて!


猫 保護猫 フランス

左がニアルさま生後6か月、右がエヴィさま5歳です。2名とも女性猫さまです。
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私たちはフランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ県にあるアパートに住んでいます。飼い主はピアノの先生です。
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<エヴィさまの自己紹介>
保護協会にいた時に今の飼い主に会いました。もしも彼女と出会っていなかったら、今のような幸せを得られなかったかもしれません。甘えることはめったにないのですが、飼い主のそばにいるのが一番安心できます。
長くて絹のような毛並みを持っていてよく褒められますが、それもちょっと恥ずかしいです。
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<ニアルさまの自己紹介>
性格は本当に前向きで遊び心もあり、飼い主たちと一緒に過ごすのが大好き。病弱な私を愛情をもって世話してくれた飼い主が大好きでたまりません。明るい目ときれいな色のコートを着ています。
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飼い主から見たエヴィさまとニアルさまとは?

二人とも保護協会を経由して、最終的に私たちが迎えることにしました。


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エヴィは最初、かなり難しい性格でした。愛情を体験してこなかったエヴィが、私たちに小さな抱擁をしてくれた時は本当にありがたかったです。私たちは時間の経過とともにエヴィに適応することになりました。
ニアルは私たちのところに来る前にひどい扱いを受けていたと感じています。ニアルは出会った時は病気をもち、とても疲れていました。彼女はまだニャーと鳴く方法を知りませんが、今では普通の生活を送ることができています。治癒をして、今は彼女の喜びを垣間見れることができてとても楽しい毎日です。
2人の世話をし、耳を傾け、最善を尽くすことが私の願いであり、使命です。
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ーーエヴィとニアルを献身的に見守る飼い主が、どんなピアノを奏でるのかとても気になります。

取材、文・松永学