多指症の子猫を発見して…1人の学生の「人生を変えた」イケメン猫さまとの出会い

取材・文 Manabu Matsunaga — 2022.2.23
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第7回目は生後7か月の男の子、メインクーンのセスさま。

生後7か月のイケメン猫さま登場!


猫 フランス

【フレンチ猫さま】vol. 7

猫の話をもっと聞かせて! 飼い主の心を鷲掴みにした猫さま。

飼い主の母の友人のところで、この夏たくさんの子猫が生まれました。ひとりの子猫がメインクーンの多指症であることがわかったときに、生物学の学生だった飼い主はこのチャンスに飛びつきました。いま、セスは生後7か月の男の子です。


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初めて飼い主に会った時、彼女は僕の兄のほうに興味がありました。そんなことがわかりながらも、美人さんだったので僕のほうからアタックしました。膝の上に飛び乗り甘えたのです。まだ小さなゴロゴロ音しか出せませんでしたが、アピールするのに十分だったのでしょう。それに僕のゴールデンアイは、愛情光線がたくさん発射できるのです。


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僕は外の世界にとても興味があり、外出することや人と会うのが好きで、とても活発なんです。飼い主はどっちかというと僕とは真逆な性格で、僕が来てからは彼女の人生は以前よりずっと活動的になったようです。


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生活スタイルは、午前7時から午後3時まで遊び、それから天気が良ければ公園に彼女と一緒に散歩に行きます。その後、午後5時から午後11時まで眠ります。夕飯にパテを食べ、1時間遊んだ後、午前7時まで眠りに落ちます。日中はカリカリを食べるために休憩することもあります。食べ放題のカリカリは子猫用の金ラベルもの。


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たまには生の鶏肉または非常に高価なパスタを添えていただきます。特別な日には、少しだけの大好物の鮭または丸ごとのエビをもらったりもします。


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性格は、人見知りしないのでいつも人気者ですが、あまりに要求が多いと疲れてしまいます。飼い主はそんな僕を見て抱き上げ、1時間以上も彼女の腕の中で丸くなります。そんな時が至福の時です。最近ではゴロゴロ音も大きくなってきましたよ。


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セスが男前なのは写真を見ていてよくわかります。飼い主を選んだ話も頷けるような内容でした。腕の中に1時間も抱かれるなんてラブラブな生活は羨ましいですね。セスのお兄ちゃんは結局どこに行ったのか気になります。


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