少しクレイジーで恐ろしい…獣医の飼い主も驚く「おてんば子猫さま」の仰天行動!

取材・文 Manabu Matsunaga — 2022.2.22
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第5回目は 庭で生まれたキジトラのアルバ(ALBA)さま。

7か月のおてんば子猫さま登場!


猫 フランス

【フレンチ猫さま】vol. 5

猫の話をもっと聞かせて! ほとんど1日中外で過ごす猫さま。

アルバは7か月の女の子猫さま。家に戻るのは気が向いた昼間だけのようです。


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私は5人きょうだいで、ある家の庭で生まれ、そこではアルバと呼ばれていました。2か月の時、今の飼い主が小さなメス猫がほしいと、私が家族に選ばれました。他にもふたり女の子がいたのですがなぜ私を選んだのかはわかりません。飼い主の仕事は獣医なので何か考えがあったのでしょう。まだここにきて5か月ですがここの住人たちは会えば必ず相手をしてくれます。


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でも私は毎日ほとんど外で生活しています。ここは南仏なのですが周りに外で遊ぶ猫が多いんですよ。気候は冬でもそんなに寒くならないし、遊び場所もたくさんあります。たまに生まれた実家に帰って、きょうだいにも挨拶します。夜はきょうだいと一緒に狩りに出かけます。明るくなってから、ネズミや小鳥をくわえて自分たちの家に戻ります。収穫は飼い主へのプレゼントです。驚かれたり褒められたりします。


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いつものご飯はカリカリが食べ放題なので安心ですが、たまに知らない猫がやってきて、ごはん入れが空になったことが何度もあります。私だって他のお家で何を食べているのか気になって少しだけちょうだいすることもあります。


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家では家族がよく遊んでくれます。特に好きなのはレーザー光線! これだけは外ではできない遊びです。あとは昼寝、お家では敵もいないのでお腹を出して伸び放題です。


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どうやらお腹の斑点がチャームポイントらしいですが、私には数えられません。「私たちの赤ちゃん」と呼ばれた時なんかはもう赤ん坊ではないと抵抗もします。飼い主は私のことは少しクレイジーで恐ろしいと思うこともあるらしいです。


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フランスでも地方の田舎に行けば外にいる猫と必ず出くわします。アルバはほとんど外にいるせいか首輪もすぐに傷んでしまい、もう何回も変えたらしいです。外で遊ぶのは危険が伴いますが自由なアルバは怖いもの知らず!

飼い主は獣医なので何かの時は適切な治療をしてれるんでしょうね。都会に住む猫達とは野生度が違いますね。今日の収穫は何でしょうか?


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