やられました…! フォトグラファーも悶絶、保護猫出身の子猫さまの“悩殺ポーズ”とは?

取材・文 Manabu Matsunaga — 2022.2.11
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 今回は保護施設出身の子猫、ピオニーさま。

もうすぐ1歳の胸キュン猫さま登場!

【フレンチ猫さま】vol. 2

猫さまの話をもっと聞かせて。今回は保護施設から来た、ある子猫さま。

飼い主の好きな花の名前から名づけられたピオニーは(Pyonee)2021年5月生まれの女の子猫さま。


猫 パリ フランス 保護猫

もともと年老いたマダムの家で生まれたのですが、おばあさんの年齢的には子猫の世話をするのが難しかったから、保護施設に里子に出されたと聞きました。
ある日、いまの飼い主が保護施設で見つけてくれました。他の猫と比べて一番大人しかったから余計に目立ったんだって。


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生まれたときから移動に慣れていました。今は猫のバックパックに入れてもらってどこにでも行きます。新しい風景を見るのはまんざらでもないですね。


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飼い主はフランス人のお父さんと韓国人のお母さんのカップル。お世話係のお母さんは針仕事が好きで洋服を夜な夜な作ってくれますが、私の成長が早すぎてすぐにパッツンパッツンになるので、どんどん新しいものを作るために毎日オートクチュール風にフィッテイングされています。


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でも、毎日着替えばっかりで退屈だからどこかに連れて行ってほしいとアピールしているんですけどね。


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とても素早く動くのでなかなか写真を撮るのが難しかった、ピオニー。飼い主はピオニーが一番可愛いところは舌を出すところと言っていました。まんまるの目に舌出し! やられてしまいました。

洋服のフィッテングにも立ち合わせていただきましたが嫌な顔もせずにいました。将来はファッションショーのランウエイでキャットウオークするかもしれません。


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