彼はバツ1子持ち、前妻の影あり…離婚歴のある男性との「上手な付き合い方」 #201

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2021.8.2
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、バツ1子持ちの彼と交際中の女性。前妻の存在が気になり、彼氏から大切にされていないと思い込んでいる彼女に、佑雪さんのアドバイスは…?

お悩み:「元嫁よりも大切にされてないのがイヤ!」

元嫁 前妻 彼 

【クラブ佑雪】vol. 201


彼氏の元嫁が気になります。子どもが2人いるのですが、親権は彼氏がもっており、上の娘は母親(元嫁)と住んでいます。息子は彼氏の仕事を手伝ってます。 よく娘に差し入れとか、生活費援助とかしていますが、元嫁と住んでいるので、なにか腑に落ちないです。


私も彼氏とは小さいときから幼馴染ですが、年齢が違うこともあって、関わりはなかったです。元嫁も彼氏が中学生のときから知り合いらしく、離婚してからも、何回も一緒に住んだりしていて、やり直す前提だったみたいです。


成人した子どももいるので、完全には切れないとは思います。今は連絡もしておりませんが、 子どもが結婚するときは関わりが出てくるとは思います。


この前、旅行の計画を立てていたのですが、元嫁と行ったのとまったく同じホテル、食事、景色を提案されてキレてしまいました。付き合うことになったとき、同じことはしないで、それ以上のことをしてくださいと伝えてました。行ったことのある場所、景色、レストランなど具体的に伝えていたにも関わらず、旅行の履歴を見ながら提案されて、伝えていたこと自体忘れていたことも、その思い出が鮮明に残っていることも嫌で仕方ありません。


また、子どもをつくることを望んでいますが、彼氏の娘は兄弟はいらないと彼氏に伝えています。そのことを知らされないまま、避妊されていたこともあります。今は話し合いの結果、子どもを望む方向になりましたが、ひとりで結論を出されたこともショックでした。


初めに2人で相談して考えていこうねって提案されていただけに、守っていたのは自分だけかと思うと悲しかったです。もちろん喧嘩しながらも話し合いをして、反省してくれてますが、私の存在が二の次のような気がしてます。もちろんすごく大事にしてくれているのは感じるのですが、一緒にいた年数があるので、抜け切れることはないのでしょうか?

(まみー ?歳 シングルマザー)

お相手に求めすぎかも…

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お悩みを最初から最後まで拝見して、うーん難しいなと感じました。このご相談者さまってば、自分のことしか考えてませんからね。

「元嫁が気になります」とありますが、たとえば、子づくりに関しては、彼がご相談者さまより、お嬢さんの意向を汲んでいることなんかも気になっているわけですよね? それで自分の存在を二の次にされてる気がしてるんですよね? 

それのどこがダメなの? 彼がご相談者さまをなによりも優先して、お嬢さんなどのお子さんを後回しの存在にしていたら、わたくしはその彼を人でなしだと思っちゃいますけどね。自分の子どもすら大事にできないのかよ? ってなりますから。ご相談者さまはお相手にそういうロクでなしであることを求めてるんですか? どうなんですか? お相手にロクでなしであることを求める人間は、自分もロクでなしってことなんですけど、そのことわかっておっしゃってますか?

彼のことを愛しているなら、彼の幸せをもっと考えられてはいかがでしょう? 彼は苦しんでます。彼には「子どもを幸せにすることができていない」という罪悪感がありますから。それを少しでも軽くしてあげられるよう、「私のことは気にしないで」と言葉をかけてあげられるといいと思うんですけどね。それができたら、ご相談者さまが本当の意味で彼のパートナーになれると思うんですけどね。

以上が、ご相談者さまの問題点。彼にももちろん、問題があります。

彼は彼でご相談者さまに対して、失礼ですよね。これまで元妻にしていた「以上のことをしてください」という要望をしちゃうご相談者さまもいかがなものかとは存じますが、「元嫁と行ったのとまったく同じホテル、食事、景色を提案」という彼は、それを上回る失礼さ。おそらく、そういう気遣いのなさで、元妻とも離婚に至ったのかなと想像せずにはいられませんが、ごめんなさいね、彼、そういう人なんですよ。

でもね、それが彼にとってできる唯一にして最高のご提案なんでしょう。経験もなければ、視野も狭いから、それしか思い浮かばない人なんです。熱海しか行ったことのない人に、ヨーロッパで一番ラグジュアリーなリゾート地で、最高なホテルとレストランを案内しろっていうくらいムリな相談なんですよ。そういうのがイヤなら、彼にばっか提案させないで、「ここ行ってみない?」って自分で提案されてはどうですか?

避妊の件はね、ひどいですね、彼。子どもつくりたくないなら、最初からその意志を示してほしいですよね。ご相談者さまの都合もあるんですから。彼はこっちにもあっちにもいい顔して、穏便に済ませたいというタイプなんですよね。それでバレなければいいですが、結局バレちゃって、人をイヤな気持ちにさせてしまう。これもね、申し訳ないですが、今後も変わりませんよ。

それでも彼を好きで彼とうまくやっていきたいのであれば、彼に望まない、期待しない。旅行のように、彼に任せるとロクなことにならない案件は、ご相談者さまが率先してリードしていく。じゃないと、今後も不満だらけでしょう。

「すべて自分が気に入るようにやって!」と相手に望むのは、小さな子どもが、親に対する要望と一緒。でも、ご相談者さまは彼の子どもではありません。もっと対等なパートナーとしての目線をもたれたほうがいいですね。

そのうえで、彼の前のご家族との関係は「死んでも続く(遺産相続やお墓などのこともありますから)」と理解しましょう。そのうえで、ご自身が満足いくように先手、先手で状況を把握して、納得がいくようコントロールする努力をされるとよいかと存じます。


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藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。

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