元銀座ママの初エッチ指導!…絶対にしてはいけない 「初エッチNGパターン」 #178
お悩み:「彼氏ができないのは、処女だから?」
【クラブ佑雪】vol. 178
こんにちは。21年間彼氏がいたことのない女子大生です。女子校出身で貞操観念は固くあるべきと育てられ、今まで特に彼氏がほしいと思ったことはありませんでした。しかし周りの友だちが恋愛を純粋に楽しんでいることを見ると、うらやましく思います。
いいなと思う人はいわゆるモテ男で、彼女をつくらない主義の人が多く、逆に付き合ったら幸せにしてくれるんだろうなという人は付き合いたい! と思えず、いまいち発展しません。私の中で処女というのが大きな壁になっている気がします。
日々「最初にできた彼氏に処女を捧げたい」という気持ちと、「深く考えすぎず、好きになった人と本能的に恋愛を楽しみたい」という気持ちで葛藤しています。 私はこれからどんなスタンスで恋愛をすればいいでしょうか。ご教示ください。
(マラカス 21歳未婚 大学生)
初めてじゃなくても、セックスは大事
まず、最初に「彼氏をつくる」と「恋愛をする」は似ているようで、全然、別のものなんですね。一度、そこらじゅうのカップルにアンケートを取るといいですよ。「お相手に恋してますか?」って。半分くらいは「そこまで好きじゃないけど」「告白されたから」とか「彼氏(彼女)がいないと寂しいから」って答えが返ってきますよ。これを、ご理解いただきたい。
つまり、ご相談者さまに彼氏ができても、お相手のことを好きじゃないかもしれないし、お相手からも好きだと思われていないかもしれないんですね。それに若いコから「前の彼氏は3日しか続かなかった」みたいな話も伺いますけど、それって…って感じじゃないですか?
で、初めての1回って、10年寄り添った夫婦の惰性の1回とは重みが違うじゃないですか。やっぱり、お互い好きで、大切にし合っている同士でするのがいいに決まってます。
だから、「最初にできた彼氏に処女を捧げたい」という考えは手放してほしいんですね。
もうひとつ申し上げたいのは「周りと比べないで」ということ。学生さんって、7歳になる年に小学校に入って、13歳になる年に中学生になって…って経験しかしてないから、全員横並びで人生のステップを踏んでいくと勘違いしやすいんですよね。でも、実際は違います。それぞれ、その方に合った成長の仕方、経験する時期がありますから、みんなが初体験を経験しているからって、自分も同時期にしなきゃって焦ると、おかしなことになりがち。
今、星占いの世界では“風の時代”に入ったと言われていますが、風の時代は“個”が輝く時代。自分は自分、他人は他人なんです。このことをしっかり、わきまえたほうが時代の風に乗りやすい。軽やかに幸せを掴みやすくなるんですね。
ご相談者さまがいい恋愛に恵まれないのは、ご相談者さまにとっての“そのとき”がきてないから。そして、焦っているから。焦りがあるときって、モテません。
セックスって初めてでも、初めてじゃなくても、自分がその方を好きで、お相手からも好きだと思ってもらえて、ちゃんと大切にしてくれる方と、信頼できる関係性を築いてからするのが一番、楽だと思います。そうじゃない状態でしてしまうと、後々悩んだり苦しんだりしがち。そうでない段階でセックスして傷ついた女性のお悩みを、山と承っているわたくしから申し上げられるのは以上です。ご自身を大切になさってくださいね。
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藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。WEBサイト『TABI LABO』で「「今、ツラい」が自由になる! 12星座占い」連載中。
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