そんな女いねーよ…モーレツ仕事男が掲げる「付き合いたい女の特徴」 #79

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2019.3.11
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際3か月の彼がいるアラサー女子。ラブラブ絶頂期のはずなのに、仕事が理由で放置プレーをされていると訴える彼女。佑雪さんが今後の方向性を提案します。

【クラブ佑雪】vol. 79

「連絡もくれない彼、放置プレーが辛い!」

佑雪ママこんばんは。 3か月前に知り合い、付き合って1か月の39歳の彼はとにかく激務です。シフト制で働いてきた私には理解できない長時間勤務で、休日出勤・出張も当たり前。正直本当なの? と疑ってしまうくらいです。基本的に連絡も会いたいと言うのも私から。マメさゼロ。告白は彼からしてくれて、会っているときは好意を感じますが、普段からもう少し気にかけてくれれば安心できるのに。 彼からの連絡を待つべきか、生存確認程度のLINEはしてもいいのか……付き合いたての放置に不安が募ります。 多忙な彼との向き合い方を教えてください。

(はいじ 33歳未婚 会社員)

自分はどうしたいか、自分軸で考えて

anan-web-銀座ママ-1

きっと、忙しいのは本当でしょう。そして、そんな状態でマメじゃないから、シングルで出会えたのかも? このテの男性はいいとこ悪いとこ、表裏一体ですからね〜。ほかの女性に盗られる心配は少ないぶん、自分が寂しいという。

ただ彼、自分勝手ですよね。たぶん、歴代彼女たちからも毎回、言われてきているはずなんですよ。「なんで連絡くれないの?」「なんで誘ってくれないの?」って。結果、うまくいかなくなってシングルになって、変わってくれたらよかったのに、そのまんまなんの反省もなくご相談者さまと出会って現在に至る、と。

この彼、完全にオレさまです。「オレさま」が仕事が大事なんだから、仕方ないだろう。「オレさま」の状況を理解してくれないなら、別れるしかないだろう。ずっとこんな感じなんじゃないですかね。でも、女は好きで、この世のどこかに「オレさま」をわかってくれて、黙って文句言わずについてきてくれるひとがいるはずだって妄想を抱き続けてきたんでしょうね。でもね、そんな女、いないから!

ご相談者さまにとって、考えられる選択肢は3つあると思うんです。ひとつ目はこのまま待ち続けて、たまに会ったときは笑顔で楽しむという彼の理想の女になること。2つ目は次回、会ったときに自分の不安で心配な気持ちを伝えて、連絡頻度を増やしてほしいことなど訴えること。つまり、彼に自分勝手な態度を改めてもらって、こちらを思いやる努力をしてほしいと、きちんと言うんです。3つ目は彼と別れて、もっと自分とペースが合う男性を探すこと。

ご自身にとって何が大事なのか、一度考えられるとよいかと。自分は今、どういう時間の過ごし方をしたいのかも含め、未来を見据えて考えると答えは自ずと出るのではないでしょうか。あまり焦るのはおすすめしませんが、このケースの場合、悩んでいるのがもったいないです。

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
銀座『クラブ佑雪』

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)を3月29日に上梓。WEBサイト『食ベログメディア』で『出世ごはん』の連載中。


足立梨花&生駒里奈サイン入りエコバッグが当たる!anan×COOL CHOICE Twitterキャンペーン


©Viktor_Gladkov/Gettyimages