交際中は激しく求めたけど…「結婚後のセックスレス」夫の言い分 #38

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2018.5.28
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際中、彼のテクでH大好き女子へと変貌したものの、結婚後ピタリと求められなくなったアラサー新妻。新婚早々欲求不満の彼女に、佑雪さんがレス解消の秘策を伝授します!

【クラブ佑雪】vol. 38

「新婚早々、セックスレス! 旦那が抱いてくれません!」

毎日、手をつないで寝ます。キスもします。でも、それだけ。旦那がまったく抱いてくれません。しかも聞いてください。長年連れ添った夫婦ならまだしも、今年結婚したばかりなのにまったく気配もないんです。それだけじゃありません。みんなから驚かれますが、新婚旅行のときからないんです。1週間も滞在したモルジブのコテージでも毎晩、手をつないで眠るだけでした。結婚するまではあんなにしてたのに。あれだけ私の身体を開発して、欲しがる女にしておきながら許せません! いったい何が起こっているのでしょうか? 仕事はお互い忙しくしていますが、旦那が浮気をしている様子もなく、風俗はもともと嫌いなので行ってないと思います。この先、子どもも欲しいですし、あんなにガツガツ私を求めていた旦那が今現在、どうやって性欲をまぎらわせているのかも不思議でなりません。藤島先生、ようやく結婚できたのに男日照りで喘いでいる私に、ぜひともアドバイスお願いします!

(P子の部屋 33歳 出版)

レス解消の秘策、ご伝授申し上げます

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夫婦間レスって、むしろ当たり前になってる感がありまして、仲が悪くなった、愛せなくなったなど、いろんな理由をうかがいますが、仲もよくて愛し合っていて、お互いに浮気しているわけでもないのにレスな件も非常によく聞く話です。この場合、女性の魅力がなくなったわけではありませんから、どうかみなさま自信をなくさず、気をしっかりもってお過ごしくださいね!

こういったケースでは「夫が狩人体質」であることに原因があるのがほとんどのようです。これ、厄介なんですよね〜。巨乳に反応する、ロリ顔にビクンとなるなどの性的嗜好ってあるじゃないですか。夫婦になってるからには奥様側は最低限、どこかしら夫の “チンピクライン” をクリアしているんです。そこは大丈夫なので自信もってください。ただ、そんな性的嗜好をはるかに凌駕する “男のロマンライン” という合格基準があってですね、そこがコトを難しくしているわけなんです。

男ってやつはついロマンを求めがちじゃないですか。仕事や生き方に対するのと同様、セックスについても壮大なロマンを求めているんです。で、“狩人” が求めるのは「手に入らないものを手に入れたい、愛する女を征服したい」というロマン。恋人になっても、婚約しても、まだまだ手に入れたい! 征服したい! という欲望があったのに、入籍したら一気に「征服したぞ〜!」って満足しちゃって、それまで「征服の手段」だったセックスは、しなくていいやってなっちゃったんです。

で、ここからが肝心。レスを責めることは男のロマンを責めることであり、彼に不満があると責めることになり(いや、まったくその通りなんですけどね)、今度は違う理由でセックスをすることから遠ざかってしまいます。なので決してお相手を非難せず、また、あは〜んととってつけたように誘ったりもせず、排卵日だしあなたも子どもが欲しいでしょ! と正当性を振りかざすこともせず、淡々と楽しく日々を過ごして、ロマンティストな夫を甘やかしてあげましょう。するとあら不思議! 彼のほうでも「あれ? こんなにしてないのに誘ってもこないなんて、大丈夫かな? ほかに男いるのかな?」なんて、心配になり、そこから「手に入ってない」感が湧いてきて、征服しにやってきます! 勝利を勝ち取るには、ときには長期戦も覚悟して。こちらから迫るのではなく、向こうから来させることで次が期待できます。がんばってください。

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
銀座『クラブ佑雪』

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)を3月29日に上梓。WEBサイト『食ベログメディア』で『出世ごはん』の連載中。


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