彼の気持ちがわからない…イイ感じなのに縮まらない時の「男の心理」 #37

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2018.5.21
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、デートに誘うくせに何度も直前に延期する彼の気持ちが読めないというご相談。佑雪さんが男の心理をパターン別に解説します!

【クラブ佑雪】vol. 37

「向こうからデートに誘ってくるのに毎回、延期されるのはなぜ?」

 たまたま、あるイベントで知り合った方がいます。特別かっこいいわけではありませんが、清潔感もありお勤め先もそこそこ。5歳年上と年齢的な釣り合いもほどよく、結婚するには悪くないかなという優良物件です。幸いなことに向こうの方が私を気に入ってくれたようで「今度、食事に行きましょう」と誘ってくれて、日にちも決まっていたのですが、前日に都合が悪くなったとかで延期に。ということが3回ほど続いています。「仕事で忙しい」というのが理由ですが、本当にやる気があるんでしょうか? 佑雪さんはどう思われますか?
 
(Romain 33歳 営業系)

付き合ってもない男に気持ちを集中させちゃダメ!

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 答えは2つ。本当に忙しいか、なんとなく乗り切らないかのどちらかだと思われます。

 本当に忙しい場合。平日も毎日残業していたり、土日も出勤するなどしているとデートする時間なんてありませんからね。また、先さまも気になる女性には自分を少しでもよく見せたいはずですから、多少時間があっても、気持ち、もしくは金銭的に余裕がないときなんかはグイグイいけないもんです。この場合は余裕ができたらちゃんと誘ってきますから、「本当は私に気がないんじゃないですか」みたいな爆撃メッセージを決して送ったりせず、適当にほったらかしておくといいと思います。ただ、彼がずーっと忙しかったりすると付き合ったとしても、ちょっとおもしろくないかもしれませんけどね。

 で、なんとなく乗り切らない場合。考えられるパターンがいくつかあります。本当は本命の彼女、もしくは狙ってる女性が別にいてそちらの方と約束できちゃうとそっちにいっちゃって、こっちのアポを蹴散らしちゃうというようにご相談者さまがプライオリティ下位になっていたりするのかも。それか、新たな出会いがありそうな飲み会の誘いがきちゃってるとかが、あるあるパターンなんですよね。おもしろくない話ですけど。

それと、これもけっこうよくある話で、ご相談者さまって今、アラサーで結婚したい盛りの年頃じゃないですか。これが男を及び腰にさせてるケースもありえます。いや、ほんっと腹立ちますけど、20代前半の女性となら2、3年恋愛を楽しんでから結婚とかもありですが、アラサーはそういう楽しげな余裕がないからなぁという思いを抱えているという不届き男って、案外いますからね。ご相談者さまのことはそれなりに気には入ってるけれども、逆にいえば、惚れてるわけでもないから、違う可能性も求めたい、なんて心が揺れてデートをキャンセルしちゃってるのかもしれません。わたくしに言わせれば、ガタガタ言わずに1回ごはん食べれば? って感じなんですけどね。

とまあ、そういうわけですから、ここはひとつ、彼ひとりに気持ちを集中したりしないで、もっと気楽にいろいろな方との出会いを求めていかれてはいかがでしょう? ご健闘、お祈りしてますよ!

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
銀座『クラブ佑雪』

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)を3月29日に上梓。WEBサイト『食ベログメディア』で『出世ごはん』の連載中。


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