職場と家の往復をする孤独な日々。こんな私が結婚するには? #30

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2018.4.2
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、出会いが全くない状況で結婚する方法を知りたいアラサー女子。佑雪さんの名言が飛び出します!

【クラブ佑雪】vol. 30

「職場と家の往復をする孤独な日々。こんな私が結婚するには?」

毎日、職場と家の往復をしています。前はたまに会う友だちもいたのですが、お互い忙しく、今はプライベートで人と会うことがほとんどありません。ひとりで晩ごはんを食べて寝る生活は意外とさびしいわけでもなく、気楽でいい部分もありますが、このまま孤独なおばあちゃんになりそうで怖いとも感じています。こんな私が結婚するにはどうしたらいいですか?

(aiko 27歳未婚 教育関係)

出会いが少ない女性こそ、結婚する才能に恵まれているのです。

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 ひとまず、このままでいいんじゃないでしょうか。友だちいない、いいじゃないですか。ひとりで食事、それもけっこう。だって今、忙しいんでしょ? それが今のご相談者さまの自然なペースなのであれば、無理して生活のリズムを変える必要は全然ないんじゃないでしょうか。

 わたくしがいろいろな女性を見てきて思うのは、社交的な女性ほど婚期が遅く、交友関係が狭い女性のほうが結婚が早め。社会人になってできた彼とすぐゴールインするパターンが多いという印象です。

社交的なタイプはたくさん男性を見るから、Aさんのいいとこ、Bさんのいいとこというふうに各男性のいいところだけをかいつまんで、寄せ集めて、現実には存在しない幻のパーフェクトガイを頭の中につくってしまうせいで、生身の男を選べなくなってしまうこともあれば、男のいやな面に数多く遭遇して、あれもいやこれもいやで好き嫌いが激しくなった結果、男と距離を詰められなかったり。かえって、結婚から遠ざかってしまう傾向があるのです。

 いっぽう、出会いが少ないタイプはちょっとやさしくされただけで嬉しくなりますし、比較して男の優劣をジャッジする厳しい目ももちあわせていないため、男にすんなり飛び込めるんです。口べただろうが、ルックスが多少イケてなかろうが、男にすんなり飛び込めるという才能があれば、結婚なんてちょろいもんです。ご相談者さまからは男に対する免疫があまりなく、才能豊かな雰囲気がプンプンしますから、特に何かを変えたりしなくてもいいのかなという気がいたします。

焦らず、ご縁を待ってください。出会いが訪れるのは1年後かもしれませんし、10年後かもしれません。でも、男と女しかいないこの世で社会活動をしているわけです。家に閉じこもっているわけではないのですから、出会いはいつかやってきますよ。あまり社交的にならず、ご自身の才能を大事にしていれば、結婚に行き着くのは、そう難しくはないはずです。

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
銀座『クラブ佑雪』

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)を3月29日に上梓。WEBサイト『食ベログメディア』で『開運!氣になるレストラン』の連載中。


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