女として枯れるくらいなら、不倫でもしたほうがマシ? #27

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2018.3.12
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、恋愛めっきりご無沙汰女子。このまま枯れるくらいならと、選択肢に不倫が浮上。佑雪さんが考えるよりよい道とは?

【クラブ佑雪】vol. 27

「女として枯れるくらいなら、不倫でもしたほうがマシ?」

32歳で結婚して35になるまでに子どもを産むんだと思い描いていたのに、いまだに独身かつ彼氏もいません。というか、いない歴3年。あっちのほうもご無沙汰で、たまには補給をしないと干からびてしまう! と恐れおののいているのですが、ちょっといいなあと思うと、相手が既婚。食事に誘われたなぁと思うと、相手が既婚という状況が続いています。不倫はイヤです。でも、女として枯れるのもイヤ。今、ちょっと素敵だなと思う既婚者がいて、1度ごはんに行きました。いい雰囲気で、こちら次第でどうとでもなりそうな感じですが、迷っています。やはり、結婚したいなら独身男性のみを相手にすべきか、女としてのみずみずしさを保つために、不倫でもやっといたほうがいいのか。どうしたらいいでしょう?

(ぽん子 34歳未婚 秘書)

既婚者ばかりにモテるなら “お色気少なめ” を心がけて。

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 はい、ぽん子さんでしたっけ? ちょっと診察させていただきますね〜。トントン、トントン。あー、あなたの場合、枯れるどころかムンムン過多。お色気があり過ぎてそういうことになっちゃってるようですね。だって、本当に枯れそうな女に、既婚者は声なんて、かけてきませんから。えっ、「私、色気なくて困ってる」って? いえいえ、それはご自分で気づいていないだけ。うまいことやってやろうと夢見がちな既婚男を、十分引きつけるものをおもちです。

そのいっぽうで、会話だけでもお相手を満足させる魅力もあるようです。だからこそ、向こうもその場でガバッと来ないで「なんとかなったらどうしよう……」と妄想しながら、男女の駆け引きを楽しんでいるのではないでしょうか。オトナですね〜。こんなこと言われても嬉しくないかもしれませんが、ホステスに向いてます!

 てなわけで、ここからがアドバイスです。道ならぬ恋に、不可抗力で落ちちゃったなら仕方ない。でも、冷静に頭で考えて選ぶくらいの余裕があるなら、やはり不倫はやめておいたほうがいいのではないでしょうか。最初はそれなりに楽しくても、結婚している男ならではのアラやイヤなところを見ることになって、つまらない終わり方をするのが99.9%。そんなつまらない思いをするとオーラが濁って、余計、独身男が近づいてこなくなります。

 じゃあ、何をすべきか? ちょっとお色気を減らしましょうか。既婚者が外の女に求めるセクシーさって、けっこう濃度の高いものだったりするんですけど、独身男がお相手に求めるのはほのかなお色気。どんなにエグいエロ動画をリピートしていても、未来の妻となるべく女性に求めるのは貞淑さなんですよね。ですから、髪の色は暗め、服装も清楚で、贅沢してない風が好まれます。一度だまされたと思って、そういう格好で合コンにでも出かけてみてください。口数も、しゃべる内容も控えめにして。モテ方が変わってきますよ!

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
銀座『クラブ佑雪』


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