30過ぎは汚れた女のほうが得をする?

2016.1.16 — Page 2/2

汚れるより怖い“何も起きない”

アラサーで恋愛となると、目の前に結婚がチラつくために「なにがなんでも結婚する!」という力みが入るのは仕方ないと思う。実際、統計的にも35歳をすぎると結婚率はガクンと下がるのは証明されているし、頑張ることは素晴らしいこと。

だけど中には、失敗に対するプレッシャーを強く抱いて、軽い気持ちで恋愛に踏み出せない人も多いかもしれない。恋愛だろうと結婚だろうと、失敗しないに越したことはないが、失敗を怖がって一歩も踏み出さない毎日よりも、歩きまくってちょっとばかし汚れて学んで生きる女性のほうが、アラサーからは魅力的に映るのかもしれない。その証拠がバツイチモテる説だと思う。

それに、これは個人的な感想なのだけど、大体の失敗は体と心が健康だと、なんとかなるもんだ!

とはいえ、最初に言ったアラサー処女は痛いかどうかについては別問題。周りの未婚&既婚の男性たちに「アラサー処女」についての印象を聞いていくと、意外な反応が返ってくる。

「本命なら大歓迎! だけどワンナイトなら面倒くさい」

おお! 体のまっさらなキレイさは、守ればまだまだプラスに働くことがあるらしい。気をよくした私はついでに「バツイチって魅力的に見えるもの?」という質問も聞いてみた。するとひとりが、「バツイチだからどうと言うことはないけど、きみはバツイチになってからエロい話がしやすくなったよ」と褒めてくれた。ああ、エロトーク要員ですか…2016年は、私もちゃんとモテたいです!


おおしま りえ/雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。20代で結婚と離婚を経験後、アップダウンの激しい人生経験を生かし、現在恋愛コラムを年間100本以上執筆中。そろそろ幸せな結婚がしたいと願うアラサーのリターン独女。
HP:http://oshimarie.com