楽しい女子旅と結婚! 幸せのためにどちらか1つ選ぶなら…。

2015.8.1 — Page 3/4

来タイ? 住みタイ? 養われタイ?

 タイ人の純朴な少年が、日本女性を目の前に、ボクも日本に行ってみたいと甘える。これがチャンスタイムでなく何と言う!
「日本行きたいんだ~楽しいところだよ! 来るなら案内する」
 本当に一瞬、この子が日本にきて、1Kだけど私の家に泊まらせて、一緒に住みながら養う生活を思い描く。毎日マッサージをしてもらえるのなら一人養うのも苦じゃないとバカな考えに思わずうっとり。
 ……ピピピピ―————
「オジカン、デス!」
「え!?」
 ここからがイイトコロと思った矢先、アロママッサージは終了した。これはここから金を払えば違うサービスが待っていたかもしれないが、そそくさと片付けはじめる彼を横目に、リラックス状態の私は何も言えず。とりあえずLINEだけ交換し、二度と会わないだろうに、また会おうと約束だけ交わした。
 帰国後ディウとは最初こそ頻繁にLINEのやり取りをしていたが、
「ゲンキ?」
「元気」
「イソガシイノ?」
「忙しいよ」
 お互い英語レベルは中学1年生のため話が先に進まない。時々頑張って長文を打ってみるも、向こうが理解できてない。
「ディウよ、日本での成り上がりを狙うなら、せめてタイ語以外を習得せよ」
 新人キャバ嬢を応援する客の気持ちで、微笑みの国に失笑まじりにエールを送る。
 そして、だんだんと英語のやり取りすらもなくなり、ついにはLINEポコパンの招待が、忘れた頃にくるのみとなった。

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