もう使いません! 女性約100人の「むしろ余計だと思った消耗品」9選

ライフスタイル
2022.01.24

文・田中亜子

ある商品をずっと使っていたけれど、実はなくても不自由しない、むしろ余計だったと気づくことってありますよね。そこで、エコや健康、美容に関心の高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「使わなくなった消耗品」について聞いてみました。今回は、メイク、スキンケアコスメ編です。

女性約100人に聞いた「むしろ余計だと思った消耗品」コスメ編

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anan Beauty+ clubのメンバーにリサーチした、使い続けてハッキリとわかった「特に必要ない消耗品」。そのなかでも今回は、美容アイテムにフォーカスし、メイクコスメ編とスキンケアコスメ編に分けてご紹介します。合う合わないは人それぞれ。参考程度にチェックしてくださいね。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

メイクコスメ

「アイブロウペンシル。ペンシルで形を整えないと眉毛が決まらなかったが、パウダーで形取りしてみたら意外といける。ペンシルよりも自然に描けるし、なにより描きやすい!」29会社員・公務員

「コンシーラー。クリームファンデを上手に塗ることと、肌のケアを丁寧にしていれば、隠したいところが減っていくから」(44歳・自営業)

最も多かったのが…。

「ファンデーション。必ずするものだと思っていたけれど、下地だけでも良い感じに仕上がるものもあるので、毎日はつけなくてもいいかなと思った!」(24歳・会社員)

「ファンデーション。つけるとシワが目立つから、むしろない方がいいと思い使わなくなった」(40歳・公務員)

「ファンデーション。肌の毛穴を隠したり、肌をきれいに見せるために当たり前に塗るものと捉えていました。でも、ツヤ肌が流行ったり、マスク生活で結局ファンデも取れるから、化粧下地にコンシーラー、チーク、お粉で十分」(33歳・専門職)

マスクの着用や在宅ワークの増加など生活スタイルが変わったとともに、メイクに対する価値観も変化した人が多いように思います。回答数の多いファンデーションは、その最たるものと言えるかもしれません。

肌を美しく見せて、紫外線やホコリなどの刺激から守る役割を持つファンデ。ニューノーマルが浸透し、それらの必要性が減ったのは確かですよね。ですので、コロナ終息後はまた人気が復活するかもしれませんが、ファンデ代わりになる優秀下地やパウダーの台頭もあり、どうなることやら、といったところでしょうか。

スキンケアコスメ

「ブースター。乳液、クリーム、美容液があれば十分でしょというイメージ。浸透力が強いものであれば不要だと思う」(33歳・会社員)

「ボディクリーム。お風呂上がりやケアはボディクリームを塗るのがマストと思い込んでいた。特に冬はボディクリームして、さらに心配でボディオイルを重ねていた。でも、水分はオイルで封じ込めればいいからクリームはいらなくない? オイルなら髪にも使えるのでは? と思いクリームを省き始めた」(38専門職・自由業)

「ボディスクラブ、オイル。ボディソープでもスクラブ入りはあるし、角質ケアできる。オイルじゃなくてクリームでもこと足りる」(31歳・会社員)

「高いクレンジング。よく落ちるし肌にもよくて荒れないイメージでしたが、安いのを使っても全く違いがわからなかった。その後の洗顔の方が大事だと思う」(33歳・専門職)

最も多かった回答は…。

「化粧水。特殊な成分を含んでいないかぎり蒸発するから保湿クリームだけでもいける説」(36歳・会社員)

「化粧水。毎日保湿用のパックを使うようになってから、化粧水はつけずに、そのままパックをしています。お肌のために必須だと思っていましたが、不要になりました」(31歳・会社員)

ボディクリーム、ボディオイル、双方の意見が出ましたが、要はどちらかでいいということ。二重にしても意味はないのでは、という意見でした。

また、1番票が集まった化粧水は、意外と思った方が多いのではないでしょうか。化粧水の役割とは、肌に十分な水分を与え、皮脂バランスやバリア機能の働きを整えること。メリットを考えると省くのは惜しい気もしますが、保湿クリームやパックでそれらを補えるならいいですね。

以上、 女性約100人に聞いた「むしろ余計だと思う消耗品」でした。一般的には化粧品は美容や美肌にプラスになるものばかりのはずですが、リアルな声を聞くとそれぞれの理由で「必要ない」と感じる場合もあるということがわかりました。自分なりのムダを省いてよりよい暮らしをしていきましょう。

(C)Catherine Falls Commercial/Getty Images

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